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- / ISBN・EAN: 4988103631375
感想・レビュー・書評
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息子が子ども会の行事で出かけている間に、、、
嫁さんと映画を観にいきました。
嫁さんは違う映画を見に行きたかったようなのですが、説き伏せて
『トンマッコルへようこそ』を観にいきました。
韓国映画は観たことがなく、"韓流"にも全く興味がないので、監督も俳優も全然わからないのですが、
トンマッコルとは、「子どものように純粋な村」という意味の架空の村名。
人々はいつも笑顔で暮らし、自給自足、争うことのない平和な生活を送っています。
舞台は1950年代。朝鮮戦争の最中、偶然に連合軍、韓国軍、人民軍の3組の兵士たちが、この世のユートピア"トンマッコル"に迷いこみます。
敵意をむきだしで睨み合うこと続ける彼らに、憎み合うことのバカバカしさを教えたのは、トンマッコルの住民たちでした。
兵士達は歌いながら一緒にじゃがいもを収穫し、気分転換に草ソリを楽しみ、お祭りで大いに騒いで、人間本来の心豊かな生活が送れるようになります。
憎み合うことを忘れて大切な絆・心を取り戻していく癒しの村。それが、トンマッコルです。
というコピーが私の琴線に触れて、頭から離れなくなり、どうしても観たくなったんですよねぇ。
で、これが予想外に良い作品でした。
反戦ファンタジー映画ってジャンルになるのかな。
緊迫感のあるプロローグから、ほのぼのとした雰囲気の中でしっかり笑わせてもらえる中盤、そして涙なしでは観れない終盤と、なかなかテンポも良かったですね。
6人の兵士達の人物設定がわかりやすかったのが良かったかな。
特に人民軍兵士と韓国軍兵士を演じていた5人の配役が、それぞれ役柄に合っていて良かったと思う。
兵士達が打ち解け、そして村を守るために"連合軍"として闘うという、凄惨な場面で終わるにもかかわらず、観終わったあとに、満足感や達成感を感じることのできる作品でしたね。
反米色が強いのと、一部の残虐なシーン(戦争映画なので仕方がありませんが・・・ )が気になりましたが、、、
戦争の無意味さを理解させるためにも、もう少し大きくなったら息子にも見せてやりたい映画です。
良い映画を観たり、良い音楽を聴いたりすると、身体が浄化されて優しい気持ちになれますね。
今日は良い気分で過ごせそうです。
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監督: パク・クァンヒョン
製作: チャン・ジン
製作総指揮: キム・ウテク
チョン・テソン
原作: チャン・ジン
脚本: チャン・ジン
パク・クァンヒョン
キム・ジュン
撮影: チェ・サンホ
音楽: 久石譲
出演:
シン・ハギュン ピョ・ヒョンチョル
チョン・ジェヨン リ・スファ
カン・ヘジョン ヨイル
イム・ハリョン チャン・ヨンヒ
ソ・ジェギョン ムン・サンサン
スティーヴ・テシュラー スミス
リュ・ドックァン ソ・テッキ
チョン・ジェジン 村長
チョ・ドッキョン キム先生
クォン・オミン ドング詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦争映画というよりは、人情ドラマもしくはおとぎ話という印象。村で出会った南北の軍人たちがなかなか打ち解けないところにイライラしてしまいました。舞台が現代ではなく、朝鮮戦争当時の時代の空気はこうだったんでしょう。
で、彼らのつかの間の平和を壊すのが「世界の警察官」であるアメリカであったことは興味深いです。これはなかなか立派な反米映画です。
難点をいうならば、アメリカ軍の空爆を阻止しようとするラストの展開にリアリティがないというか、無理があるのだ。 -
南北仲良くできるといいですね。
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戦争中の兵士達が、
敵軍も見方軍も、
戦争なんか知らない平和な村に
突然やってくる
ピュアで
シュールで
ファンタジー
そんな不思議な感覚を覚える映画 -
ベタすぎる…思い切りベタ…典型的な韓国映画…でも、大好きなんですよね~リアルでは微妙な関係になりつつも南北の統一を訴えたような作品にも思えます。
舞台は朝鮮戦争時なのだが、米、韓、北の友情を描いた作品なのだが、結末が…というよりも殺しすぎでしょ~
「トンマッコルへようこそ」
戦時中に偶然ひとつの村に集まった兵士達の間に、いつしか友情が芽生えていくのだが、エンディングが有り得ない。最新兵器を駆使しているのだろうが、村1つを発見できずダミーに引っかかって爆撃機何百機で空襲とかって有り得ないでしょwww
でも、いい作品ですよ~いつか南と北が手を結んでくれたらと思ってる監督で、それを出演者達が忠実に演技してますね♪ -
オールドボーイの女の子が出てる。コケティッシュな役
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2010/10/10
ストーリーもいい。
言わんとするメッセージもわかる。
音楽なんてもう最高。
でも、ツッコミ所が満載で、感情移入できなかった。
みんなで肉を食べるシーンと、スミスと少年のシーンは良かった。 -
初韓国映画。映像が綺麗ですし、久石譲さんの音楽がめちゃくちゃいいです。現在進行形の問題を扱った作品なので、プロパガンダ(っていうと語弊があるかなあ)臭にウッてなっちゃったのが残念。韓国映像ものにありがちな突っ込みどころ満載仕様は健在です。文化の違いなんですかね? どろどろの靴下で顔拭かれて惚れるとかねーよ、と思ったんですが。