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感想・レビュー・書評
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著者の佐藤先生は、京都市の暴走族「左京連合」の集会やパーティに参加し、「ツレ」、「おっちゃん」、「カメラマンさん」などと呼ばれながら、1年に渡りフィールドワークを重ね本書を記した。彼はそれを「カルチャーショック体験の記録」と言っています。
本書は、『ストリート・コーナー・ソサエティ』や『ハマータウンの野郎ども』の流れをくんだ、都市エスノグラフィー(民族誌)の観点から暴走族を論じた傑作です。狭い意味の学術研究というよりは、ルポルタージュ的な性格を色濃く持っているように感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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