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- Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
感想・レビュー・書評
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岡倉天心のオペラ「白狐」(オリジナルは英語)、その和訳された台本を読む。
・・・・悪者に殺されそうになったところを人間の男ヤスナに救われた狐の女王コルハ。恋人クズノハが悪者にさらわれて狂ったようになったヤスナに同情してコルハはクズノハに姿を変えてヤスナの前に現れる。数年が経ち、クズノハが無事でいることを知ったコルハは身を引くことを決意するのだが・・・・・。
感動する、涙が出る。どうしてこれまで曲がつけられなかったのか。日本の作曲家はいったい何をしているのか。捨て置かれているのが残念至極というほかない。それにしても日本の美を追求し、波乱万丈の生涯を送った岡倉天心、死期を悟っての遺作なのだろうか、これは。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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