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- Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
感想・レビュー・書評
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ジャック・ウィリアムスンの短編集。原著の刊行は1969年。1928年から1954年までに雑誌に掲載された作品が収録されている。おもしろいと思ったのは、犯罪者が異星の標本採集家の宇宙船に迷い込んでしまう「いちばんの幸せもの」、自然にあこがれる作家夫婦が金星に行ってひどい目に遭う「コズミック・エクスプレス」、人類に奉仕するために創造されたヒューマノイドが人間から行動の自由を奪ってしまう「組み合わされた手」の3作品。題名の「パンドラ効果」については、著者が「はじめに」に「パンドラ効果とは、この神話によって象徴されるニンゲンの行動形態である。分別を欠いたばかりにみずからの不幸を招くのだ。」と書いているとおり。
収録作品:「いちばんの幸せもの」(斎藤伯好訳)、「コズミック・エクスプレス」(関口幸夫訳)、「メタル・マン」(同)、「冷たい緑色の目」(同)、「万人のためのグィネヴィア」(同)、「組み合わされた手」(同)、「イコライザー」(同)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
パンドラの箱に限定した短編集古い割にはいいが・・
表紙 6点岩崎 政志
展開 5点1969年著作
文章 5点
内容 510点
合計 526点
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