果てしなき探求ー知的自伝 (1978年) (岩波現代選書〈16〉)

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感想・レビュー・書評

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  • わたしがもう少し物理学がわかればもっとポパーさんの凄さが実感できただろうのに…と残念だったので、物理が分かる人にぜひ読んでみてもらいたい。

    やっぱり、頭のいい人はハッキリものを言う。また、言うべきなんだとポパーさんは言われているみたいだ。シュレディンガーさんが亡くなられるまで続いた君子の交わりかっこいい!

    それにしても、ポパーさんの考え方は、わたしのように知力、体力が劣り、意志薄弱なものにとっても励みになると思う。結論はいつもと同じで、自分なりにボチボチやればいいんだな…ということにはなるけど。

    それと世界3に位置づけられる理論を作成することによって起こるフィードバックであるという自我意識の考え方でとてもスッキリした。『自我と脳』が楽しみだ。

    Mahalo

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/TW00001277

  • 途切れ途切れに読んだので時間が掛ったがこれはいい.自伝というより,本人が書いたポパー思想の概説書になっている.易しくはないが章立てが短いのであまりキツくない.古本価格も安い.

    例の「ウィトゲンシュタインの火掻き棒事件」も記述があるが,これはどうでもいいような事しか書いてない為念.

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