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感想・レビュー・書評
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寒冷地の過酷な収容所生活でかみしめる、一切れのソーセージの旨味。収容所の実態を暴いて物議を醸した問題作ながら、主人公の1日の描写を通して生きる喜びを描いた小説。
飢餓のあとの満腹、緊張のあとの安堵、疲労のあとの休息の描写で、脳内に麻薬的快感が与えられている気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000J953Q8?ie=UTF8&tag=c0e88-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B000J953Q8">高校生の時読んだ作品。「朝の五時、いつものように起床の合図が鳴った…」で始まり、「一日が過ぎ去った。どこといって陰気なところのない、ほとんど幸せな一日が」で終わる、強制収容所での一日を描いた作品。ソルジェニツィン作のロシア文学の名著。後に映画化されたものを観たが、さすがに映画でこの作品を表現するには無理があった。映画で観ると残念ながら、その映画が駄作であるとしか言いようがない。</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=c0e88-22&l=as2&o=9&a=B000J953Q8" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />