13の凶器―推理ベスト・コレクション (1976年)

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  • 1976(昭和51)年発行、講談社の単行本。13編。凶器にスポットを当てたアンソロジー。いくつかは思いもよらぬ、悪く言えば突飛な凶器となっているものもある。陳舜臣『九雷渓』結構アンソロジーの中に入ってくる作品のようだ。でも「変わった凶器」という感じは読むまで思っていなかった。松本清張『凶器』凶器は食べて隠すというよくあるタイプからもしれない。

    編集:渡辺剣次、掲載作:『夢遊病者の死』江戸川乱歩、『ネクタイ難』堀辰雄、『デパートの絞刑史』大阪圭吉、『点眼器殺人事件』海野十三、『鉄管』大下宇陀児、『債権』木々高太郎、『密室殺人』妹尾アキ夫、『涅槃雪』大坪砂男、『窓』氷川瓏、『氷山』狩久、『凶器』松本清張、『九雷渓』陳舜臣、『剣の欛』(欛は「つか」)都筑道夫、その他:「”凶器”の沙汰」(まえがき)渡辺剣次、「あとがき」渡辺剣次、

  • 「ミステリ十二カ月」より。表紙がない。残念。とぎれとぎれに読んだので、だいぶ忘れてしまった。あどがきにもあるけど凶器を工夫するというか、凶器にトリックがあるというのは密室トリックとも関係するのだ。昔の小説は意味が分かりにくいところもあるけど、突飛で面白い。

  • イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387158355.html)
    (収録作品)氷山(狩久)/涅槃雪(大坪砂男)/鉄管(大下宇陀児)/デパートの絞刑吏(大阪圭吉)/九電渓(陳舜臣)/債権(木々高太郎)/点眼器殺人事件(海野十三)/凶器(松本清張)/ネクタイ難(堀辰雄)/窓(氷川瓏)/剣の覇(都筑道夫)/密室殺人(妹尾アキ夫)/夢遊病者の死(江戸川乱歩)

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