ノーベル賞文学全集〈4〉クヌート・ハムスン.アナトール・フランス.ヴワディスワフ=スタンスワ (1971年)

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感想・レビュー・書評

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  • クヌート・ハムスン「飢え」目当てで。
    飢えたくねえなあ。貧困による乱暴な感情と、人間的な尊さを保ちたい気持ちを、飢えで起こす行動、迷いにことごとく真っ二つにされる主人公。しかし明るい狂人というか、若さなのか、北欧のこの朗らかな諧謔体というか、笑ってしまう、、やることなすこと全部裏目、「神様!これではあんまりです!これではあんまりです!!」www
    でもそれぞれ初めて読んだがアナトール・フランスの「学士院会員シルヴェストル・ボナールの罪」もレイモントの「正義」も各々の短編もとても面白かった。さすが、ノーベル文学賞を受賞する人の書くもんだなあ。書評や受章の言葉?は読み飛ばしたが全然それだけでよかった。
    この本、おそらく〜に対してのノーベル文学賞じゃないノーベル文学賞受賞者の短編が主な節操のない全集だがそれだけ価値がある笑

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