1925年名古屋市生まれ。6歳で母と、9歳で父と死別し、以後放浪生活をする。
1952年、処女作『青春廃業』を発表。『雨にも負けて風にも負けて』で第2回日本ノンフィクション賞、『母恋い放浪記』で第7回路傍の石文学賞を受賞。
『お菓子放浪記』(1976年理論社刊)は全国青少年読書感想文コンクールの課題図書となり、同年木下恵介によってTBS連続ドラマ(人間の歌シリーズ)として放映される。2011年近藤明男監督によって「エクレール お菓子放浪記」として映画化された(シネマとうほく)。2016年5月21日逝去。
「2019年 『名著復刻 お菓子放浪記』 で使われていた紹介文から引用しています。」