炎は流れる〈第1巻〉―明治と昭和の谷間 (1964年)

  • 文藝春秋新社
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  • 時代時代の「日本人らしい心」(人々の絶大なる支持を得た)を持った人物について、「なぜそんなに支持されたのか」「今だったらどうなのか?」「反対派はいたのか?」「一般大衆の気持と支配者層は違ったのか?」「どうしてそういう人物となったのか?」「似たような系譜の人は存在したのか?」などなど、著者の大宅壮一氏が、自身の幅広く深い知識の詰まった脳の内部を旅して、自由自在に語る。第一巻は「乃木大将」と「赤穂浪士」が中心研究対象。
    近現代の日本社会、人々の心を知るのに良い。

  • 乃木希典と赤穂浪士を軸に、近代までの日本人の「忠義」に関して語る1冊。話は余談の域を遥かに越えてあらゆる範囲へとひろがり、興味が尽きない。作者の広範な知識に舌を巻く。探してみると大宅壮一の本って今あんまり出版されて無いのね。惜しいな。

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