探偵を捜せ! (1961年) (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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感想・レビュー・書評

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  • 図書館で。
    出落ち感がひしひしと漂う感じの始まりですがまあ、うん、書かれた当初は斬新だったんだろうなぁ。
    でも個人的には金目当てじゃ無きゃ親子ほども年の違う男性に嫁ぐ理由って何?と思わなくもないのでダンナ様の金目当てなら離婚には何言ってるんだコイツと思ってしまった。(とは言え殺されるほど悪い人とは思えないけど)
    お金が無きゃ来なかったヨメなんだからその辺りは割り切らないとねぇ、ウン。

  • 原題 CATCH ME IF YOU CAN 犯人を探すのではなく、犯人が探偵を探すというこのシチュエーション。倒叙とも違いなかなか楽しめました。

  • 面白いなぁ。約60年前に書かれているのに。
    使用人が帰省中の嵐の夜に病弱な夫を殺した美貌の若婦人。ところが夫が死の間際に「探偵を呼んである」といったものだからさあ大変。
    しかも次々に客がやってきて誰が探偵だかわからない。
    こいつかと殺してみれば(!)違うようだし、嵐は雪に変わって医者も保安官もまだ到着できない……。
    主人公が次々と客を殺していきながら、どんどん落ち着きがなくなっていく様が上手いです。
    『七人のおば』も借りてこようっと♪

    カバー / 金子 三蔵
    原題 / CATCH ME IF YOU CAN (1948)

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著者プロフィール

"パット・マガー
本名パトリシア・マガー。
アメリカ、ネブラスカ州フォールズ・シティー生まれ。
ネブラスカ大学を卒業後、コロンビア大学でジャーナリズムを専攻。
アメリカ道路施設協会の広報室長、建築雑誌の副編集長を務める。
1946年「被害者を捜せ!」で、推理作家としてデビュー。
1950年、カソリック・プレス・アソシエーション賞受賞。52年には、エラリー・クイーンズ・ミステリー・マガジン賞を受賞している。
"

「2018年 『死の実況放送をお茶の間へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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