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- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
感想・レビュー・書評
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都内で発生した残忍な連続婦女暴行殺人事件。
14番目の被害者である犯罪心理学者の日記から、犯人は彼が情操教育を与えずに実験的に育てた「飼育人間」であろうと思われた。しかし犯人の行方は杳として知れず…
『本格ミステリ・フラッシュバック』で紹介されていた本だが、宇陀児作品の中でなぜこの1冊をとりあげたのか、いまいちわからなかった。
本格テイストも作品としてのまとまりも、逆にスリラーとしてのはっちゃけ具合も中途半端な感じ。設定も『真珠郎』みたいだし。
しかし、宇陀児は大好きなので評価が厳しくなってしまうが、昔のスリラーとしては十分楽しく読める作品ではあると思う。
それにしてもこの本、アマゾンの中古だと2万円もするのか。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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