ピノッキオ (1956年) (新潮文庫)

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  • 10何年前、小学校の頃、担任の先生が産休に入ったとき担任代理で来てくれた初老の男性教師が『ピノッキオ』を読み聞かせてくれました(この版かどうかはわからない)。たまに授業が早く終わってしまったときとかにね 折にふれて読んでくれたんだけど、その先生は朗読するのがとても上手で、コオロギはコオロギの、ピノッキオはピノッキオの声色をつくって読んでくれたのでした。ちょっと甲高いピノッキオの声を今もよく覚えている。
    あらすじはよく知ってるのに、先生の読み聞かせが始まると手に汗握って、続きが気になるー!とハラハラドキドキしたものです。むかしの人らしく厳格な先生で、クラス中よく怒られて反発したこともあったけど本の読み聞かせのときは皆真剣に聞き入っていました。
    彼は半年くらい私たちの面倒を見てくれたのだけど、ちょうど最後の修了式の日に『ピノッキオ』も最後の場面を読み終え、それでお別れとなったのでした。
    よく怒られたけど先生が好きで、色々お礼を言いたかったのにろくに挨拶もできずに別れてしまったのが今も心残り。先生 お元気でしょうか。

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