エミリーの薔薇―他四篇 (1955年) (角川文庫)

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  • エミリーの薔薇―他四篇 (1955年) (角川文庫)
    (和書)2008年11月01日 16:56
    フォークナー 角川書店 1955


    デルタの秋「・・・追跡の欲望と殺戮の能力とともに、警告と先見の能力をも與えてやろう。人間に荒らし回される森林や原野の荒廃と、殺戮しつくされてしまう鳥獣の滅亡とが、人間の罪の結果となり、人間のうける刑罰の證據となるであろう・・」

    フォークナーが難解であるというのはその周到な批判とそこにある倫理によるものであると思う。

    古い本だったけどそれなりに楽しめた。

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著者プロフィール

一八九七年アメリカ合衆国ミシシッピー州生まれ。第一次大戦で英国空軍に参加し、除隊後ミシシッピー大学に入学するが退学。職業を転々とする。地方紙への寄稿から小説を書きはじめ、『響きと怒り』(一九二九年)以降、『サンクチュアリ』『八月の光』などの問題作を発表。米国を代表する作家の一人となる。五〇年にノーベル文学賞を受賞。一九六二年死去。

「2022年 『エミリーに薔薇を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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