幸福論 (1952年) (角川文庫〈第529〉)

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  • 「幸福論」B.ラッセル著・堀秀彦訳、角川文庫、1952.07.30
    p282 ¥260 C0110 (2019.11.28読了)(2019.11.23拝借)(1974.06.30/改版9刷)
    講談社文庫で読んだのですが、
    「幸福論」ラッセル著・日高一輝訳、講談社文庫、1972.09.15
    この角川文庫に比べて「4 退屈と興奮」「5 疲労」「8 被害妄想」「15 非個人的な興味」に対応する部分が講談社文庫から抜けていましたので、この本でその部分を読みました。抜けていてもさほど変わりはないような内容ということでしょうけど、原著者の意思を尊重した方がいいのではないでしょうか?

    【目次】(角川文庫)
    序(原著者)
    第一部 不幸の原因
    1 何がひとびとを不幸にさせるのか?
    2 バイロン風な不幸
    3 競争
    4 退屈と興奮
    5 疲労
    6 嫉妬
    7 罪悪感
    8 被害妄想
    9 世論に対する恐怖
    第二部 幸福をもたらすもの
    10 いまでも幸福は可能であるか?
    11 熱意
    12 愛情
    13 家庭
    14 仕事
    15 非個人的な興味
    16 努力とあきらめ
    17 幸福な人間
    解説  堀秀彦 1969年12月

    ☆関連図書(既読)
    「ラッセル『幸福論』」小川仁志著、NHK出版、2017.11.01
    「幸福論」ラッセル著・日高一輝訳、講談社文庫、1972.09.15
    「新訳哲学入門」B.ラッセル著・中村秀吉訳、現代教養文庫、1964.02.28
    「アラン『幸福論』」合田正人著、NHK出版、2011.11.01
    「幸福論」アラン著・神谷幹夫訳、岩波文庫、1998.01.16
    「幸福論」寺山修司著、角川文庫、1973.01.30
    「不幸論」中島義道著、PHP新書、2002.10.29
    (本のカバーより)
    自らを快楽主義者として規定するラッセルが自己の体験に基づいて幸福について書いたものが本書である。不幸の原因を探り、幸福をもたらすものはなんであるかを実際的に正確にその円熟した筆によって述べる。著者はこの書によって不幸に悩み苦しんでいる無数の男女のうち幾人かでも救えればと願ってやまない。
    (「BOOK」データベースより)amazon
    自分の関心を内へ内へとむけるのではなく、外界へとふりむけてあらゆることに好奇心をいだくこと。偉大なるコモンセンスの人ラッセルは、これこそが幸福獲得の条件であり、それは自己説得によって可能なのだと説く。たくましく、しなやかに人生を生きるための知恵がこの幸福の処方箋にはたっぷりと書き込まれている。

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