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- / ISBN・EAN: 4988632501767
感想・レビュー・書評
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時は江戸幕府7代将軍家継の時代、天下泰平のこの時代にも、幕府内部では熾烈な権力争いがおこなわれていた。2代にわたり将軍家に仕えて権勢を誇る側用人間部詮房と老中たちの対立が表面化し、一方大奥でも先代将軍家宣の正室天英院と側室で家継の生母である月光院の対立が激しさを増していた。大奥総取締に就任した絵島は月光院の信任を得ており、その働きぶりは大奥で評判となるが、同時に月光院と対立する天英院派の反発を買うことになる。彼らは老中たちと手を組み、間部と月光院の排斥を画策していた。
そんな折、寺社詣の帰り道に歌舞伎観劇で、看板役者生島新五郎と出会い惹かれるが、やがて彼らは江戸の大火を契機とした巨大な陰謀に巻き込まれていく。
フジテレビ系で放映された「大奥」の集大成で映画版。
側用人・間部&月光院派と天英院派の女同士の抗争が女性特有ないじわるやイヤミの応酬そしてスキャンダル合戦、男性に恋をしたことがなかった絵島と最初は企みを持って絵島に近づくけど本気に恋に落ちる生島の純愛と間部&月光院の身分違いの恋の対比、仲間由紀恵や井川遥や高島礼子など様々な美人の魅力、西島秀俊や北村一輝などイケメンの魅力、ロマンチックな時代劇映画の佳作。
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木村多江が出てる映画で見たことないやつでAmazonプライム・ビデオで観られるやつ…って事で見た一本。
いろいろ豪華だが、あまり心に残らないのだった… -
仲間由紀恵
西島秀俊
途中話の展開がちょっとつまらなかったけど、
仲間由紀恵が恋に落ちていくいよいよ後半は良かったと思う。
女の幸せ。ただ一夜でも、それを知ればあとは余生と思える恋-
ぎゅっとなった。 -
監督 脚本は林徹 浅野妙子。2006年作。仲間由紀恵 西島秀俊 井川遥 及川光博 杉田かおる 麻生祐未 中山忍 藤田まこと 岸谷五朗 高島礼子出演。
<コメント>
・セットが立派。出演陣が豪華。制作費22億円だけある。
・ストーリーはややありきたりで面白みに欠ける。ラストはなぜかポップな倖田來未。「金をかけた2時間ドラマ」となっている。
・当初はあれほど意地の悪さを見せつけた天英院が、ラストでは物分かりのいい優しいおばさんになっており、人柄に一貫性がない。
・歌舞伎役者の生島を、ずっと東山紀之と思ってみていた。
<あらすじ(ネタバレ)>
徳川7代将軍家継の江戸幕府では、将軍家の片腕である側用人の間部詮房(及川)と老中の秋元但馬神喬知(岸谷)が対立、大奥でも先代将軍家宣の正室である天英院(高島)と側室で次代家継を生んだ月光院(井川)が対立、大奥総取締の絵島(仲間)は月光院の有能な片腕となった(要は、悪いほうが岸谷、高島、杉田、良いほうが及川、井川、仲間)。
ある日、寺社詣の帰りに歌舞伎役者の生島新五郎(西島)に絵島は一目惚れ、その後、二人は引かれあい、宮路(杉田)が点けた歌舞伎場の大火事の晩に結ばれるが、その件に託けて絵島を追放し、月光院失脚を図る幕府から咎め立てされる。生島は激しい拷問にもかかわらず頑として容疑を否認、磔の刑を見に来た絵島に微笑みを送りながら処刑される。
絵島は蟄居の身だったが、結局、老中らは失脚すると、なぜか天英院はとても普通の優しい人になっていた…(意味不明)。 -
西島秀俊そんなに色男に見えなかった。
仲間由紀恵は良かったな〜
恋に落ちていく様がなかなか良かった
火事のシーンは良かったかな
でもやっぱり大奥って言えば
松下由樹、高島礼子、浅野ゆう子ってイメージが強いなぁ。
おなじみの女中3人組の「美味でございます〜」が
ふふっと笑わせてくれてくれた。
倖田來未の運命が主題歌になっていて、
久しぶりにこの曲聴いたからすごく懐かしく思えた -
江島事件。西島秀俊がすごくかっこよくてほれぼれ。
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仲間由紀恵が美しい件。
「さくらん」はまだ観てないけど
大奥と遊郭は女としてどっちが幸せなんだろうなぁ。
どっちも嫌か。
女は怖いね~って話だけど
ドロドロはあまり期待しすぎない方が良いかも。
最後は不覚にも泣けた。 -
2010大奥を見て、なんとなく不完全燃焼になったので2006大奥を続けてみた。仲間由紀恵さんがひたすら美人だった。表-中奥-大奥の関係が最初に分かりやすく解説されていて、2010だけを見ただけでは分からなかった気づきが多かった。日本の男性は外、女性は中という固定観念はこういう時代の慣例から(そしてもっと先のルーツから)きているのだなと改めて感じた。プライドを守ることが目的化してはいけない、と思った。
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絵島生島事件。
仲間由紀恵演じる大奥総取締役・絵島と、西島秀俊演じる歌舞伎役者・生島の純愛もの。
ドラマのようなドロドロした女の闘いを期待して見たので少しがっかりした。 -
数年前に一度みたことがあったがほとんど記憶に残っていなかったため、テレビ放映に際して再観賞。
まず思うのは、やっぱり日本らしい和の景色は画になるなあということ。祭りや紅葉、歌舞伎、大奥の内装、そして総額一億円という鮮やかな着物、もろもろ。
そして主演の仲間さんに和が似合うこと、着物にも負けず、まっすぐに貫く役柄にも似合っていた。
基本的に映画は映像が綺麗ならそれで満足してしまう質なので、そのことでいうなら星は4つくらい。
内容は、なんだかんだでありがちな所謂大道パターンとやらなのだろうと思う。
しかしながら思うほど陳腐さは無く、ドラマと同じ様にどろどろの仲に純粋な破片が溶け込んでる。
ドラマを楽しめた人なら楽しめるはず。映画初見の方は、どうなのだろう…きっとそれなりではないかと。
総じればそれなりのもの、星は3.5くらい。
所詮ドラマの延長だろ、と見くびると案外印象は良いと云う。
主題歌について、個性が強いアーティストなので浮ついてしまう。
静かに物語は締めくられるのだから、もう少し違う選択はできなかったのか。