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- / ISBN・EAN: 4907953022942
感想・レビュー・書評
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面白かったです。
人の夢に入るのは今敏監督の『パプリカ』とかあるけどあちらは明るくグロテスク(精神的に)だったのに対して、こちらは陰鬱と血塗れでした。
悪夢探偵が「嫌だ嫌だ」って思ってるのがリアルでした。夢に入れるだけでなく、他人の思考も入ってくるならそれは病むだろうなぁ。松田龍平さんの佇まいは良かったです、何より露出してる体のパーツがどれも美しい。最初のシーンの、夢に侵入してくる手が異様に美しくて印象的でした。
安藤政信さん演じる刑事さんもまともな人かと思ってたら本心は闇深くてさすが。大杉漣さんは笹山徹っぽくて好きです。
hitomiさんだけがコレじゃない感…他の方が良かったです。主要キャラなので尚更しんどい。
あの資料室みたいな所にいた警察の方がツボでした。
塚本晋也さんは自分の作品の重要な役をご自分で演じられるのが多い気がして面白いです。塚本さんの演技も好きなので良いですけど…ご自分すらもぐっちゃぐちゃにされますし。
あ!一切笑処の無いふせえりさんを初めて観ました。。
悪夢探偵の水のイメージは幼少期に水に沈められたことからなのかな。0の幼少期のトラウマはシチュエーションが分からなかったです。焼却炉っぽいのに隠れてるのも、出ようとしたらまた閉じ込められてるのも。
それらが夢に表出してるの、今ふたりがこうなってる背景を考えさせられてつらい。
2も楽しみに観ます。ちょっとは前向きに能力使うようになるのかな。
アルゴンキンのお洋服は久々に観ました。セクダイも?時代を感じます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2007年 日本 106分
監督:塚本晋也
出演:松田龍平/hitomi/安藤政信/大杉漣/猪俣ユキ/ふせえり/原田芳雄
http://www.akumu-tantei.com/
他人の夢の中に入る特殊能力を持つ悪夢探偵の影沼京一(松田龍平)は、しかしその能力のせいで人間の嫌な面を見ることのほうが多く、すっかり嫌気が差していた。その頃都内で、不審な自殺が立て続けに発生。被害者は眠っているあいだに夢にうなされ、自分自身を切り刻んでいた。刑事の霧島(hitomi)は、関谷(大杉漣)や若宮(安藤政信)と共に捜査にあたり、二人の被害者が死ぬ直前に「0(ゼロ)」という人物と通話していたことを突き止める。一方で霧島は、悪夢探偵・影沼に、事件解決への協力を依頼するが…。
松田龍平は安定のはまり役。トラウマ持ちの特殊能力者、でもやる気がなくてぐだぐだ。なぜか下宿の子供たちには好かれている。いやがりながらも結局ヒロインを助けに来てくれる。
ヒロインの女刑事を演じるのは歌手のhitomi。ミニスカにハイヒールはセクシーだし、表情の演技は悪くないのだけど、いかんせん喋ると滑舌がひどくて聞くに堪えない…。それを隠すためか常にウィスパーボイス。たまに長セリフや大声になると途端に噛み噛み。さすがにこれは酷い。この作品以降、演技のお仕事はされていないようだけど、正解。ヒロインが彼女でなければ、もっと良い映画になっていたと思う。
犯人のゼロは監督自身が熱演。こういった狂気の役はお手の物ですよね。犯人にも辛い過去があり、自殺願望から特殊能力に目覚めてしまう。ドバドバ出血するような凄惨な自殺シーンは多々あるけれど、悪夢の中での水のシーンなどはとても美しい。
安藤政信も良かった。ふだんは親切な好青年刑事なのだけど、実は秘めていた自殺願望が爆発、このあたりの二面性や狂気の演技は流石。夢の中=人間の潜在的な意識や感情に触れては傷つく悪夢探偵はとても気の毒。仕事いやがるのもわかる。続編も見ます。 -
それは不可解な事件。
町に広がるとある都市伝説を辿っていけば、ーーほら、そいつに繋がる。
「死にたい人、いない?」
「じゃあ、一緒に死のうよ」
ーーーほら今、きみにタッチした。
自宅のベッドで切り刻まれて人が死ぬ、という事件が多発していた。手掛かりは、それら被害者の持つケータイに残された同一の通話記録。被害者達は、皆誰か共通の人物と会話をした後に死んだ?
事件を追う女性刑事・慶子は被害者達は一様に、誰かと通話した後、眠っている間に死んだ。夢を見ながら死に至ったという、普通の警察ならば歯牙にもかけない小さな証言から、この一連の事件には「夢」が関係しているのではないかと推理する。
他人の夢に入る能力を持つ青年。
「悪夢探偵」の存在を知った彼女は彼に協力を求めるが……。
出だしの数分から引き込まれました。
さすがJホラー。ハリウッド的ないきなり驚かせたもの勝ち!的なものはなく、あくまで静かに粛々と、ささやかな不条理が不気味を伴って映像が連ねられます。
また私は松田龍平という俳優に、今まであまり興味を持っていなかったのですが、この作品で非常に興味深い俳優になりました。
何より負の色気が尋常でない。
「ああ、厭だ厭だ…」
「厭だ厭だ…」
呟きながら揺らめく彼の影は、死体のように白い肌とカッパのような黒い衣装。夢に触れる時の水のイメージとあいまって、とても印象的なものとなっています。
また、事件に関わりたがらない主人公(あるいは準主人公)像としても変な魅力を感じました。
普通の主人公であれば自分から事件を解決しようとしたり、あるいは巻き込まれたり、友人を救おうとしたりあくまで主人公が主体となって物語が進行します。
しかしこの「悪夢探偵」。
動かない。女刑事が事件の捜査を頼みにきても、動かない。何もしない。夢になんて入りたくないと言い、ぎりぎりになるまでことごとく動かない。
この独特で強烈な後ろ向き具合が、またこの作品ではいい味になっていると思うのです。
一応Jホラーなので、雰囲気重視の作りやカメラワークになっていますが、結構直接的な血液表現や異形表現があるので、怖がりな方は…
夜に見ない方が良い、かな? -
映像のクリエイティビティは悪くないが、
後半のゼロの造形がいまいち。
あとは、hitomiの演技がいまいち。
綺麗なんだがねぇ。
もう少し色彩にコントラストをつけつつ、
緑を強くし、
ぼかした映像の方が、
この世界観に合った気がする。
血みどろ&トラウマ系は好きです。 -
結構ヘビーにグロくて吃驚。
声小さいのに悪夢シーンでやたら音が大きいのに最初慣れなくて途中で諦めそうになったものの(怖いの苦手なので)頑張って最後まで見ましたw
・・・松田アニキはカッコいいんだ。
ただ、それを見ようと思って見始めると私みたいに後悔するんだ・・・ -
松田龍平さんは相変わらずイケメンですね。松田翔太さんは正統派っぽくて、松田龍平さんはなんていうかイケメンなんですけど山田孝之さんとかそういう感じ。
まあそれは良いとして、『エクステ』や『テケテケ』を観たときのような絶望感……怖いと言うよりは痛い、えぐいと言いますか。
包丁をぐいとえぐるような、あの場面はなあ……。
安藤政信さんが格好良かったのですが、ちょっおま其れはないだろというオチを持ってきたので監督何しとんねんと思ったのは内緒です。
音声が聞き取りにくく、これは『感染』なんかでも感じていましたが、いくらホラーで小声だのなんだのと言われようが聞き取りにくいセリフは映画にしろドラマにしろ意味のないものであって音声くらいきちんとしろ、と、音響にとにかく言いたい。
主演女優が棒読みでなあ。儚さとかそういったものがあるわけでもなしに……。 -
松田龍平、安藤政信のために観た人も多いと思うけど(自分もそう)かなりハードルの高いグロいホラーでした(笑)それでも鉄男の塚本監督なので正体の見えないグロテクスさを奇っ怪な物体や音で表現したりなかなか視覚的な面白さはありましたがなんだか中途半端。そして主演女優(といっていいものか?)のhitomiさんが見事に作品をぶち壊してくださいましたw 何故彼女がキャスティングされたのか謎ww 表情は能面みたいだし台詞は棒読みで滑舌が悪くて思わず笑ってしまう場面も(;´д`)トホホ… この映画のヒロインは間違いなく安藤くんですよ…恐怖に慄く表情も美しく儚い最期を迎える悲劇的なヒロインでございました。龍平くんも嫌だ嫌だといいながらずるずると引き込まれるようにして敵と対峙する姿がなかなか面白い。新しい無表情なwヒーロー像を思わせる。これ映画じゃなくて深夜のテレビシリーズにしてコメディタッチにしたら面白いんじゃないかな。でhitomiさん要らないから龍平くんと刑事の安藤くんでコンビにしたらイケるんじゃないでしょうか。(書きたい放題すみませんw)
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思ったより面白かった。
塚本監督にしてはわかりやすかった気がする。
狂気が一周して結構笑えました。
ただ...ヒトミさんが...ヒトミさんだけが...w
ヒトミさんの棒読みとダイコン演技を乗り越えられるならこの映画を最後まで鑑賞できると思います。
PG-12。(血や内蔵) -
後半の「・・・えー・・・。」が凄い。
hitomiのマスカラと松田龍平の鎖骨が気になってしょうがない。 -
*レンタル
松田龍平祭り3 -
こわい。
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これは、鋭利な刃物による傷が苦手な人は見てはいけない映画!
刃物の音怖すぎ・・・
あと犯人?が迫ってくるシーンの描写はマジで怖い。
でもストーリーは伏線の回収もあんまりなくてもやもや。
松田龍平が見たかったからいいんだけど。
しかも女刑事の滑舌が悪すぎて誰だよ!と思ってたらhitomiだったw
原作読んだら面白いのかなー?
2もあるみたいだけど、見なくていいやw -
いつから死にたいと思うようになった?そう思うに至る前に自殺するひとはするんじゃないかなあ。
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エグい。
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まぁまぁ。松田龍平をもっと出してください!!!と思いながら鑑賞。悪夢探偵の人物造型はめっちゃ魅力的だった。ただ、この映画全体が説明過多なところがちょっと気になった。あと犯人の最期。ベッドの上で泣かれてもねぇ・・・って感じがした。あれはそらぞらしすぎ。でも題材は面白い。「死にたい」と思う気持ちが芽生えたのはいつから?と問いかけられたらわたしはなんて答えるだろうか。たぶん「わからない」と思う。「死にたくない!」と「死にたい」のせめぎあいは見ててわりと共感するところではあった、かな。
「可能なら 深い海の中から 鼻歌 奏でてごまかしたい」というフジファブリックの主題歌が作品とマッチしててよい!! -
描写は怖ろしいのに、霧島女刑事のミニスカぶりがイマイチ。怖さを和らげちゃうよ。
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お母さんは統合失調症?
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だいぶ思ってた内容と違ってた。ホラー色の強い作品。ひさびさにこういう作品観たなぁ。てかこういうのは夜中に観るもんじゃないな(苦笑)。松田龍平かっこよかった。
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鉄男とダブる世界観。
ラスボスが同じ塚本晋也だからそりゃそうなんだけど。
hitomiは酷評されてるけど個人的には好きです。 -
山もオチもあり起承転結がしっかりしていて面白い!
´∀`)
…が、いくら話しを整理しても分け分からんところが数点あるのが残念!
てか主人公探偵やないやんか!
゜Д ゜))
引きこもりで自殺魔で性格歪んでて口癖が嫌だ嫌だって、ちょ!おま!
いいキャラやないかッ!!! -
hitomi別のキャストにしてほしい
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面白かった!
塚晋監督の作品はは全部は観てないけど
今まで見たので失敗がないです。かなり好きな監督。
hitomiの演技ははっきり言って下手だと思うけど
時々ググッと引き込まれる。表情とか。
ホラー要素もあり、スプラッタが苦手な人には
お勧めしませんが、自分的に星5つ! -
松田龍平が出演しているということで、
見てみたが、
グロすぎる。 -
塚本さんはたぶんドMだ。そして閉所も好きだろう。
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最近本読む時間が全然とれません!ww
これはB級映画でしたね、それでも扱ってるテーマはおれ的には好きだったんですけど。生きるとか死ぬとかって、難しいよなぁ。 -
夢の中で追いかけられるシーンの画面がブレ過ぎて見辛かったし、悪夢と現実の境界線が曖昧で(それが狙いかもしれませんが)、全体的に良く分らなかったというのが正直な感想。夢を見たまま自身を傷つけていく光景は恐ろしかったです。
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お兄ちゃんの露出で売ってんのかと思った^^
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グロイ
夢に入る
安藤
犯人