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- / ISBN・EAN: 4988111283627
感想・レビュー・書評
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正直、怖い内容だった、うちにとっては。
見終わってすぐはそう思ったけど、よく考えたら、すごく辛い気持ちになった。
秀一は普通の生活をしたいだけだったのにここまで堕ちてしまった、って考えたらすごく辛かった。
ニノの演技、すごくよかった。
っていうか、ニノの演技はニノって分からなくなるくらいその人になるからすごい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
見終わった直前はかわいそう、とか薄っぺらいことしか考えてなかったけど
そのあとしばらくして、ボーっと秀一のことを考えていたら
ただ、人並みの平和な家庭がほしかっただけなのに、どうしてここまで堕ちていかなきゃいけなかったんだろう
なんであんな最後になってしまったんだろう
と、ただただ悲しくて涙がとまりませんでした
ただ、原作のようにあまり曾根の許しがたい部分、とかは描ききれてなくて
あまり見てるこちらはそんなに秀一に共感はできなかったかな
原作と比べるのはまちがってますかね。 -
たまたま深夜放送のTVで観たので。
主人公の未熟さとか切実さとか色々なものが伝わってきて
胸がぐっとしめつけられて涙が出る場面も。
あややの演技はどうなの?って最初思っていたけど
小説の中に生きる女の子がそのまま出てきたって感じで
作品にあっていたように思います。
どうでもいいけど、
制服姿は可愛いけど私服姿の衣装は死ぬほどひどい。
原作は読んだことないんだけれど
この映画をつくった人は原作の真意みたいなものを
しっかり理解していて細かいところまでリアルに丁寧に
映像にしているんじゃないかなあと、なんとなく思いました。
最後に気付いたけど、蜷川幸雄監督だったみたい。 -
「言葉が通じない奴には、実力行使も必要だろ?」<br><br>
主人公と母・妹・そして離婚したはずの義理の父親。母と妹を守るため、兄は父親の殺害を決意し、そこから段々と家族との世界がずれていく。誰かの想い、自分の想い、すれ違う気持ちに苛立ちが募るも、守るために奔走する主人公の物語。<br>
二宮の演技は素晴らしいです。松浦の演技も嫌いじゃなかった。弁護士と主人公が、父親のことを「ソレ」と呼んでいたのがとても印象的。ジャンルは確かにサスペンス…でも少年の葛藤が細かく表現されていて良かったです。<br>
「この世に殺されてもいいなんて人間は居ないと思う。でも殺さなきゃいけない状況に陥ってしまう人間も、残念ながらいるんだよ」という台詞が何とも云えません。 -
二宮和也に惚れる前に本に惚れた。哀しいけれど疾走感みたいなものが素晴らしかったです。
でも哀しいから読み返さない。 -
原作の方がおもしろかったのと、あっさりさっぱり終わってしまった感じがある。
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二宮くんの演技は良かったけど、脚本のせいか原作ほどの切なさが伝わってこなかったのが残念です。
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滲みでるような繊細さと図太さ。水槽良い。
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二宮くん、若い。あややも若い。10年前に見たときはこんなにつらくならなかった。今見ると苦しすぎて泣く気にもなれない。ほんと、どうしてこうなった。どうして誰も彼を救えなかった。原作に比べれば足りない部分もあるだろうし、キャスティングだけ見ればただのアイドル映画だけれど、それだけで終わっていない作品だと思う。
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昔見に行ったの思いだしたので。