You Can Heal Your Life (English Edition) [Kindle]

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  • Hay House LLC
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  • ちょうどこの電子書籍の最後の方に、Louise Hay氏が「80歳のお祝いをみんなでした。これからの10年は、私の人生の中で一番素敵な10年になると言ったら、みんな喜んでくれた」とあって、ちょうどそれから10年経ったのかと不思議な縁を思いました。
    特に印象的だったのは、

    One of the next subjects I would like to teach is how to make a dying a joyful experience. We have so many negative beliefs about death, yet it's a normal and natural process. We are all born and we all die. Why are we so frightened to die? We weren't afraid to be born. My feelings at the moment are that if we learn to live a joyous life, then we will automatically have a joyous death. I guess I have to show people what this type of passing can be like. I shall explore this more, and then I will share my findings with you.

    というところでした。

    そして、この本を読み終えてから、彼女は2017年には90歳になられたんだよなと調べたら、2017年の夏の終わりに亡くなられたことを知りました。
    しかも、眠りの中、穏やかに息を引き取られたそう。
    ちょうど彼女が、この本の中で「みなさんにお見せしたい」と言っていたように。

    自己啓発系の先駆けのような存在の彼女が書かれた本ですが、その内容は普遍的で、だからこそ発行されてから何十年も経っていても、色褪せることがありません。
    「許す」と「癒す」ことを色んなレベルで説いてくれる本でした。
    エナジェティックでありながら、そのエネルギーは決して他者を圧倒したり、攻撃に転じるものではなく、癒しのオーラも、ひとをダメにしたりするものでもなく。個人個人が内包している力や能力を、そっと起こしてくれるような。
    例えて言うなら、気持ちの良い朝を「母親」に起こされたような。ふかふかの布団から出て、アイロンのかかった服に袖を通し、愛情のこもった朝食を食べて、「行ってらっしゃい」と見送られるような。そういう、愛のたくさんこもった本でした。

    内容は、一度読んですべてをわかるひともいれば、何度も読まないといけないひともいて、読み始めて「今じゃない」と気づくひともいるかもしれません。でも、この本を手に取ったということが、すでに彼女が繰り返し言う「All is well」に向かっているというサインなのかもしれません。

    間違うことなき良著です。

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