アイデン&ティティ [DVD]

監督 : 田口トモロヲ 
出演 : コタニキンヤ  麻生久美子  中村獅童  大森南朋  岸部四郎  マギー  峯田和伸 
  • 東北新社
3.67
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本棚登録 : 59
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4933364210975

感想・レビュー・書評

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  • 麻生久美子下手だったんだなーということが一番印象に残ってしまった。この映画共感できる人には入り込める作品ぽい。そういう人は幸せだ。自分に正直に生きたいときにみたらよいかも!

  • 峯田和伸は優しい声をしている。
    夢と現実のギャップ、周りがとても器用な人間に思えて焦る気持ちはよくわかる。
    中島の繊細なダメ男っぷりがいい。
    それにしてもBob DylanのLike a rolling stoneはやっぱり不朽の名曲。

  • クドカン脚本。ボブ=ディランに翻弄される主人公の若者の青春ムービー。夢と現実の挟間で葛藤する様はまさに夢追い人のリアルかな。バンド活動だけに邁進したいものの、日々の誘惑に流されてしまう主人公。そんな時必ずディランがハーモニカで語りかけてくる。(主人公にしか見えない)私にはディランが「スナフキン」に見えてしょうがない(笑)どこにでもある「巷」的な風合い感が好き。

  • 峯田くんは、ボーイズオンザランと言いオモシロイ

  • 田口トモロヲが監督。宮藤官九郎 脚本。
    ところどころに顔が見えないディランらしき人物が出てくる。
    峯田和伸がいい味が出てる。麻生久美子が奇麗で見とれてしまった。
    中村獅童の軽さが面白かった。朝青龍に見えてくるのは私だけだろうか?

  • 2003年公開。みうらじゅんの原作漫画をクドカンが脚本、怪優田口トモロヲが監督した青春バンド映画の傑作!みうらじゅん自身がイカ天バンド時代に経験した商業主義への怒り、バンドを続けていくことへの苦悩などがリアルに描かれています。音楽を扱った、いやロックを扱った数多くの映画の中でこれほど本質を描ききった作品はないと思います。ロックとは何か?アイデンティティーを持つとはどういうことなのか?ロックであり続けることの意味など、音楽を聴いて生きていく上で、大事なことがこの作品に全て詰まっています。頭ではなくハートに届く数々の名言。とくにボブ・ディランの言葉は思わずメモってしまいたいほど(笑)。キャストでは主人公の中島に銀杏BOYZの峯田和伸。これが素晴らしい演技!いやホンマ素で演じています(笑)。あと恋人役の麻生久美子が『Buffalo '66』のクリスティーナ・リッチばりの天使のような女の子を好演!最後のライブシーンとディランとの別れで歌う『アイデン&ティティ』にはただ涙、涙です…。ロックとは音楽の形態やいちジャンルではなく、何かを越えていこうという意志の名前だったんですよね…。

  • 高3のときみた
    当時は峯田さいこう!な波ののろうとしてみたけど
    演技はうまいってか自然
    葛藤してる若者の話
    内容はそんなにない

  • 『アイデン&ティティ』は、
    なんの予備知識もなく観た映画。
    あとになって、原作・みうらじゅん、
    脚本・宮藤官九郎、監督・田口トモロヲ
    だって知りました。

    観始めたら、止まらなくなった。


    理想ってなんなんだ?
    現実ってなんなんだ?
    大人ってなんなんだ?

    人を動かすのは、
    スキって「欲」だ。
    綺麗じゃなくていい。
    格好悪くていい。
    愚かでいい。

    何がスキで、
    何が大切かってことが、
    いちばん。
    そう、「愛しかない」のだ。

    忘れたくない、
    忘れちゃいけない、
    そんな台詞と言葉がいっぱい。
    音楽も、歌詞も、
    どれもが切ない。

    主演の峯田和伸くんが、
    情けなくてカッコいい、
    かわいい、色気さえある。
    “彼女”の麻生久美子さんが、
    これまたいい。
    凛としつつ、あったかい。
    女性として、
    あんなふーでありたい。


    大人ぶってる、
    そんな自分がイヤになる映画です。


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著者プロフィール

1957年東京生まれ。劇画家、パンクバンド「ばちかぶり」のボーカリストを経て、俳優、映画監督、『プロジェクトX』等のナレーターに。映画出演作に『鉄男』『御法度』『MASK DE 41』『セプテンバー11』ほか多数。映画監督作品には『アイデン&ティティ』『色即ぜねれいしょん』(いずれもみうらじゅん原作)、『ピース オブ ケイク』がある。

「2017年 『男気の作法 ブロンソンならこう言うね。 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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