スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 特別版 (2枚組)

監督 : ティム・バートン 
出演 : ジョニー・デップ  ヘレナ・ボナム=カーター  アラン・リックマン  ティモシー・スポール  サシャ・バロン・コーエン 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.38
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感想 : 205
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135707819

感想・レビュー・書評

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  • 19世紀のロンドン。フリート街で理髪店を営み、妻と娘と幸せに暮らしていたベンジャミン(ジョニー・デップ)は、妻に横恋慕したタービン判事(アラン・リックマン)によって無実の罪で投獄させられてしまう。
    やがて15年後、脱獄したベンジャミンは“スウィニー・トッド”と名を変え、街に戻ってくる。
    しかし、妻はタービンに追いつめられた末に自殺し、娘はずっと幽閉されたまま。
    愛する家族を奪われた哀しみは、やがてスウィニーを復讐の鬼へと変えていく…。
     おなじみとなったジョニー・デップとティム・バートンの名コンビが贈るホラー・ミュージカル。トニー賞受賞の同名舞台を映画化。無実の罪で愛する家族を奪われた理髪師が、名前と容姿を変え復讐に狂奔するさまを描く。
    ロンドンに対する呪いを込めた歌をドラキュラのような白塗りのメイクでジョニー・デップが熱唱する冒頭から、グロテスクな殺人と素晴らしいミュージカルナンバーとブラックユーモアにまみれた血まみれなミュージカルに惹き込まれます。
    卑怯な手段で妻を奪った判事に対する復讐と美しく成長した娘のために手を染めるスウィーニー・トッドの復讐とスウィーニーに対する叶わぬ片思いのためにスウィーニー・トッドの共犯者となるミセス・ラベットの悲しいラブストーリーとブラックユーモアたっぷりな連続殺人(死体処理は人肉パイに)が組み合わさって、残虐なのにロマンチックなミュージカル映画の傑作に仕上がっています。

  • ジョニー・デップ演じる理髪師の復讐物語。
    次々とテンポよく客を殺害していく。
    ホラーチックな音楽も物語を盛り上げる。

  • これは名画ですね。
    エキセントリックでグロテスク。しかし美しい。
    勧善懲悪にもなっているし。

    なかでもヘレナ・ボナム=カーターがエグい魅力を発揮しています。
    ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団で、魔女ベラトリックス・ストレンジを演じた女優。

    この作品はミュージカルだけれども、ジョニー・ディップの歌声も見事。

  • 復讐のために猟奇殺人へと走るスウィニー・トッドと
    彼を愛したミセス・ラベット。

    グロいシーンは満載だし、どう考えたって
    幸せな展開なんて考えられないような物語なのだが
    なんだか見るのをやめられない。

    最後まで見るものを強引に引っ張りこんでいくのは
    役者がいいのか?監督の手腕なのか?

    しかし悲劇的なラストになるのは仕方がないにしても、
    あのオチは悲しすぎる。
    ミュージカルなのに印象に残るナンバーがないのも
    マイナス。

    でも、ジョニーはモノクロが似合う。

  • ティム・バートンの世界観全開なゴシックなダークミュージカル。お話としは終始暗くて悲劇的だけど、そこがいい!登場人物達のキャラが立っていて、ひとりひとり思い入れがあります。でも、唯一話の希望であるヒーローとヒロインはあまり心に残らないというか……(このヒーロー、お馬鹿すぎてヒロインが言った通り先行き不安だなとは思いました)。悪い人や狂った人ほど心に残ります。ヘレナさんの女主人とトビー(だったっけ?少年です)の関係が好きでした。トッドさんに首ったけな女主人を一途に思って、ラストはオーブンに焼かれた女主人の仇討ちをとげたトビー。主人公のトッドさんを取り巻く人間関係より、そちらにロマンチックさを感じました。

  • GYAOにて。ミュージカル調の「おかげ」というかミュージカル調の「せい」というか恐怖感は抑えられている。自分としてはどっちも半々くらい。
    妻のことも、エンディングも何となく想像がついてしまったのがちょっと残念。もうちょっと期待を裏切る何かがあっても良かったかも。
    「あ、ハリポタ出演者が3人もいる」とか「最初のチャンスでさっさと殺しておけば後の人々は死なずに済んだのに」とか思いながら観てしまってあんまり集中できず。

  • いや怖すぎるでしょ!!なんじゃこりゃ!ぜんぜん意味わからんかった!まず急に歌い出してびびった。

  • 内容は重いけど、ミュージカルだからあまり重く感じずに観れた。

  • グロをウリにする映画は、幾らおしゃれに着飾っても好かんことがよーくわかった。

  • ひたすら、血が流れてくる

  • でた!シザーハンズと類似の映画!
    でもシザーハンズと違うのはシザーハンズは隠れるけどこっちはこそこそ悪いことしてる

  • グロい、、、

  • 復讐に燃える理髪師の殺人劇。
    いろんな愛が屈折して、反射して、それでいてまっすぐで。復讐というストーリーの後に流れている。


    全体的に色調を抑えていて、血の色が映える演出。
    その暗い雰囲気が、背景となる世の中をもまた示している。

    救いようのない話。でもそんな雰囲気は大好き。
    ただ、ちょっとグロいのが苦手な人は見れないシーンが多い。私も見れなかった。音もえぐいんだもの。

    ミュージカルが原作なだけに音楽は素敵。
    そして役者の表情もそれぞれ豊か。
    笑顔とかじゃないんだけども、豊か。

  • 罠に嵌められて仕事も家族も失った男の復讐劇で、話のラストが投げっぱなしジャーマン気味なのにずっこけてしまったんだが、ティムのバートンとジョニーのデップのコンビがなんだかんだで好きなので星一個追加て感じかな…。

    ほんとこれ、ミュージカル仕立てじゃなきゃ凄く凄く好きな作品になっただろうなぁ。

    話自体は非常にシンプルで良いんじゃないかしら。かしら。

  • うん、私は、ティム・バートンが好かないんだな!!認めようもう潔く認めよう!という決心をさせた一作でした。良さというか、こういう作風や世界が求められるのはよくわかるし、今作歌わせたのも、それがあえての下手さなのも感じられるし巧いな〜と思うんですけど、だから単純に私はこういうのは好かないんだな!と思いました。
    なんちゅうか、サブカル女子的な愛好心を私も持っていたい!という願望に過ぎなかったのだろうなーと。それでも割と好きな作品はあるんですが。あとデップはデップで好きな作品もあるんですが!でももう無理して観ないでいいやと思いました。

  • 始め入り込めずちょっと遠巻きに見てたんだけど途中からぐんぐん引き込まれた。
    雑踏の中どこか静謐でダーティで、でも美しい映像と魅惑的な歌声とリズム、悲劇を堪能しました。

    愛と憎悪と殺しとパイ、、、シュールだ。ミュージカル好きかもと思った。
    悲劇だけど殺しまくるけど不思議と後味の悪さはなくむしろ晴れやかな気持ちになった。あたしがおかしいのかも。

    アラン・リックマンてほんとに色気があるなぁ。

  • コワい‥

  • 悲しみと愛の復讐劇。
    怖い映画は苦手だけど、ミュージカル仕立てなので観れた。
    残酷なんだけど、どこか美しく理髪師。
    理髪師とパイ屋の女主人がどんどん自分を見失ってしまうのが怖かった。
    大体想像はできるが、うまくまとまっていて良かったと思う。

    俳優陣が豪華で、みんな歌が上手で世界に引き込まれる。

  • R15な部分で興醒め。
    知ってる方々はよく出てきたんだけど…。

  • 悲劇。

    ラヴェット役のヘレナ・ボナム=カーターの表情が素晴らしい。
    それにしてもラヴェット・・・。
    トッドに愛されたかっただけだろうに。
    まあ、店の為に非道なことをしたから仕方ないか・・・。
    ラスト、歌いながらワルツを踊るシーンはただただ美しい。
    狂気と美は隣り合わせ。

    アラン・リックマンは相変わらずセクシー。
    ジョニー・デップは、舞台のトッドと比べると、スマートで若々しいけれど、歌は凄く良かった。

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