ブタがいた教室 (通常版) [DVD]

監督 : 前田哲 
出演 : 妻夫木聡  原田美枝子  大杉漣 
  • NIKKATSU CORPORATION(NK)(D)
3.45
  • (42)
  • (142)
  • (162)
  • (32)
  • (10)
本棚登録 : 697
感想 : 173
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988103601835

感想・レビュー・書評

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  • こどもと同じ立場になって観た。
    子供たちがpちゃんを今後どうするか…の討論で、自分は無性に腹が立った。子供は当たり前に純粋なんだが、純粋の中には偽善とかもやっぱりあるもので…うん。好きだけどいらっとしちゃいました。すいません…

  • 2012年3月20日観賞。新人教師の試みで、6年2組は「卒業までの1年間ブタを飼い、最後に食べる」ことにより、命の大切さを知る教育を受けることになるが・・・。実際に行われた教育とそれを取材したドキュメンタリーを映画化した作品。出演している26人の子供たちは脚本がなく、ディベートの形で各人の素に近い台詞を劇中で語っているとの事。賛否両論生む問題作であり、観た側に色々な思いを抱かせる映画であることは確かだが、「名前をつけて可愛がったペットを食べる」ことはそもそも間違った行為なのではないだろうか?食物の大切さを知るために畑仕事をしても養豚場でバイトしてもいいし、命の大切さを知るために獣医を手伝ってもいい。映画的な結末を求めるわざとらしい部分と、ドキュメンタリー的なリアルな部分の落差も見ていて座りが悪い。どうせなら、もう一度本当にこの授業をやればよかったのに。

  • 映画じゃなくて、NHKかなんかのドキュメンタリー番組として観たかった。

    最初に「食べようと思います」って宣言したんだから責任持たなきゃ…情が移るのは想定外だったのか?

    転校生の設定もいらないし、ラストのスローモーションもいらない。

  • 思ったより面白かった。
    ただこれは映画としてより、題材の勝利。

    それでもピエール瀧のセリフはなかなか良かった。一生懸命生きてたから美味しいんだよね。名言!

  • 愚作。結局奇を衒っただけの印象を与えるのは、飼育した豚を食べるという一種の型破りな設定が全てで、本来最も描かなければならない筈の屠殺シーンや豚を食べるシーンが全く描かれないまま終わってしまっている点。本当に命の大切さやそういうものをテーマとしているならばこそ、必須のシーンの筈。スーパーに並べられたパック入りの豚肉から生身の豚を想像できないのと同じで、この映画からは私たちが生き物を殺し、食べ、そして生きているということが想像できない。何がしたいのかよく分からない映画。

  • みんながPちゃんへお別れのトマトを渡すシーンでボロ泣きし

    「えー!!!食べてないじゃーん!!!」

    という感想で終了しました。

    妻夫木先生が「ちゃんといただきますを言えない子がいる」と作中で言っているのだから、最後はやっぱりトンカツ(しょうが焼きでもいいんだけど)になったPちゃんの前で「いただきまーす」と感謝する画で終わんなきゃダメでしょう。

    それにしても、子供たちの討論がすごくて、観ている自分も色々考えさせられてしまったな。

    でもやっぱり375は、Pちゃんは食べられないなぁ。。。
    家畜の豚とペットとして可愛がった豚は別物だと思うし。ま、答えの出ない問いなんだけどね。

    (2008年 日本)

  • 劇場公開時から気になっていた作品。
    子どもたちが思ったよりずっとしっかり考えてて、貰い泣きしながら観たんだけど、食肉センターに送るんじゃ「育てて食べる」という最初のテーマ設定と違わない?
    どうやって「食べる」つもりだったんだろ?

    授業としては、ブタに名前をつけてしまった時点で失敗だよね。
    仲間として可愛がることと食物の一種として扱うことは、大人だって感情的に両立できないんだから。
    単純に、教師の思慮不足。

  • どんどん趣旨がずれていってるように感じた。



    <ネタバレ>
    業者に任せるより、殺すところまで立ち会うべきではないかな?と思った
    「大きくなったら食べようと思います。」と言っていたのに食べるシーンがなかったのが気になった。

  • 「いのちの長さは誰が決めるの?」

    私たちの命は、たくさんの命によって支えられてる。
    食物連鎖だから、生態系だから、当たり前のことかもしれない
    でも そうわかった上で 日々 感謝して食してるだろうか?

    「いただきます」 って 形だけの言葉でいただいてたりしませんか?

    真剣に命のことを考える授業。。。
    正解のない答えを求めて、想いをぶつけ合う。。。
    そういう 授業
    今の世の中 犯罪も低年齢化してきてるので 大切だと思いました。

    そして なによりも 自分自身 食する時
    もっと 感謝して頂かなければ。。と反省できた作品でした。

  • この映画、とにかくブタの眼光が怖かった印象が強い。
    子供の頃の方が動物に対して受け入れ枠が広かった気がする。

    --------------
    2016/4/29 鑑賞

    農家で野菜を作っているところを見せて、農家の方の話を聞かせたりすると、子供たちが給食を残す量が減る、という食育の効果については、ずいぶん前にニュースになり、職場でも「ええ話や~!」と話題にのぼったことがありました。(いや、別に関西弁で話していたわけではなかったですが)
    私も「なんという素晴らしい教育手法なのか」と思っていたので、もうこの映画には見る前から好意的です。

    が、しかーし。意外にブタの眼光が鋭くて、アップのとき、結構ビビリました。
    あんまり、かわいく、ない・・・・ていうか、怖い・・・

    ま、まあ、それはさておき、実話、ってことは、こんなスゴイ熱心な先生たちが世の中に実際にいるんだってことで、もうそれだけで私は涙ぐんでしまいそうになります。
    「私には、むり~」と言ってた女の先生の気持ちがすごくよく分かる。普通、無理ですよね。

    映画は、ディスカッションの時間が長すぎて、やや飽きますが、でも小学校で視聴必須にしたらいいのにな~って思ってしまった。
    実際にブタの飼育を体験するのは生半可な覚悟じゃ難しいけれど、映画を見て、みんなで感想を言い合うだけでけっこう心に響くものがあるんじゃないかなと思います。

  • 映画としてはわりと楽しめた。なんと言っても、小学生たちの熱演がものすごくて、それだけで引き込まれた。ドラマとしてみても、最後までどうなるかわからない展開の中で、次々とエピソードを積み重ねていて、それがうまくラストに向けてつながっていっていると思う。

    ただ、この物語の鍵となっている教育実践そのものが、どうしてもすっきりと胸に落ちるものではなくて、それが気になって仕方がなかった。少なくとも、主人公の先生はずいぶんいい加減な態度の上に無計画なやり方で、とてもデリケートで大切なものを扱っているなと感じた。どうしてこういうことになったのか、周りの先生はどうしていたのか、どうも妙な感じがしてしかたがない。結果オーライなのかもしれないけれど、少なくとも、これを「優れた教育的取り組みの例」として提示されたら僕は納得しがない。

    児童の全身全霊の取り組みについては全面的に肯定し愛情を持ってとらえ、担任についてはわりあい突き放して描き観るものに判断をゆだねるような映画の作りには、そういった意味で共感できた。

    映画を観ながら、昔の自分を思い出して鳥肌が立つ思いがした。自分の過去を否定するつもりはないけれど、当時の自分と今の自分が同僚だったら、どんなつきあいをしていたかと思う。道徳とか食育の視点から、児童生徒にこの映画を見せて考えさせるようなことも良いけれど、新しく先生になった人に観てもらってどう感じるか、徹底的に話し合いをしていったら学ぶものが多いと思う。いろいろ考えてしまう映画だった。

  • 6/17金曜ロードショーにて視聴。

    予想以上に、感動して泣いてしまった。
    "いのち"の尊さと、他の動物のいのちを奪って自分が生かされている事を解ってはいたけど、改めて考えさせられる。

    ここまで引き込まれる要因としては、この映画の題材が、大阪で本当にあった授業を基にして作成しているという事だけでなく、出演している子ども達に配られた台本が白紙であったという事。
    台本がないなんて、映画としては考えられない話だが、監督である前田哲さんは、『子供たちには演技ではなく、素直な気持ちでありままの姿で議論して自分たちで答えを見つけてほしいとの思いから台本を配らなかった』と言う。その為、子ども達が討論をするシーンはリアルであり、子ども達それぞれの思いがこの映画を盛り上げているのだと感じた。

    生徒の一人が、『先生 いのちの長さは誰が決めるんですか?』と聞くシーンが非常に印象的だった。
    確かに、実際の授業については、賛否両論あると思うが、僕はこの様な"いのち"に対して真剣に向き合う授業は子どもの成長に非常に良い授業であると思うし、この様な先生が居ても良いと思う。

    是非、映画と言う枠にとらわれずドキュメンタリーとしても見て頂きたい一本である。


    【ストーリー】
    4月、6年2組の新任教師の星はこどもたちに「先生はこのブタを育てて、最後にはみんなで食べようと思います。」と提案。6年2組は騒然となる。ブタにPちゃんと名づけ、校庭に小屋をつくり、交代しながらえさやりから掃除、糞尿の始末まで生まれて初めての作業に戸惑う子どもたちであったが、やがてPちゃんに家畜としてではなくペットとしての愛着を抱くようになっていた。卒業の時は迫り、星はPちゃんをどうするかみんなで話し合って決めてほしいと提案。クラスの意見は「食べる」「食べない」に二分……。子ども達はどの様な結論を出すのか…。

  • 見終わった

  • 毎日ご飯は食べていて肉だって食べてるのに、深く考えないようにしていたことを見せつけられた

  • だめだ。。。
    途中から最後まで涙が止まらない。。。

    答えの無い話し合いで
    ココロに刺さる双方の意見

    子供がこんな演技出来るの?!
    と思ってみたらヤッパリ仕掛けがあったのね
    実話の映画化らしいけど
    主演の子供達の
    素直な言葉に、
    白紙の台本から産まれた台詞だと思うと
    またひとつ
    こみ上げるものが大きくなる

    算数や英語なんかより
    大事なことが学べる授業な気がした

    先生達!
    授業で映画を見せるだけじゃだめだ
    体験しないと解らないことだと思う

    自分ならどんな意見が出るのだろうか?

  • 妻夫木くんつながりで悪人に続けて見てしまった。
    殺人犯に変わって新任教師の妻夫木くん。
    爽やかだった。
    あんな先生がいたら良かったなー。

    子ブタを育てて、食べようと思います。
    と、先生が子ブタを連れてきた。
    6年2組のみんなは最初はえー!と言いながらも
    みんなで残飯を与えたり、小屋を作ったり、
    一生懸命に育てていく。
    子ブタにPちゃんと名前をつけ愛着がわき、
    卒業を前にしてPちゃんを食べる事なんて出来ない!
    と子供たちがクラス全員で話し合って成長していく。

    名前付けた時点で、食べれないでしょ〜と思ったけど
    子供たちが食べるのか食べないのか一生懸命考える姿
    涙なしには見られなかった。
    私にも子どもができて、大きくなったら
    こうやって一生懸命考えていく子になってくれるかなとか
    泣いたり笑ったり怒ったりして成長するんだなとか
    考えて見ていたら泣かずにいられなかった。

    食肉センターに送るのか
    3年生に引き継ぐのか

    命の大切さや食に対するありがたみを感じるだけでも
    人として素晴らしい事を学んでいるのに、
    大人でも感じられない人だっているだろうに、
    小学生たちがこんなに頑張って、体を張って感じて
    難しい終わりのない話し合いをして。
    こんな授業をするって、すごいよなって思った。

    卒業式のスマイルアゲインを手話しながら歌うところも良かったな。

    すーごい客観的に思ったのは夜まで多数決を取ってたけど、
    最近の小学校とかだったら防犯上の理由とかなんだとかで
    そんな遅くまでいたら危ないよって言われちゃうよ〜
    とか思った。笑

  • この映画に出演してる子供達に配られた台本は白紙だったって噂で聞いてたけど、ほんとにホームルームのシーンがリアルでびっくりしました。
    1年間みんなで飼ってきた豚のPちゃんを下級生に引き継いで生かすか、食肉センターに送るか。大人でも結論を導くのに時間がかかりそうな問題に26人の子供達が真剣に立ち向かっていて。もうね、下級生に引き継ぐ派の子もセンターに送る派の子も、討論してるときの目が真剣なんだよ。素直に自分の気持ちをさらけ出す子、泣き出してしまう子、「何のために生まれてきたの?」と命について考える子、どうすべきか分からなくて悩む子・・・。子供達みんながそれぞれに色々なことを考えていて、子供がちょっと大人になる瞬間を見た気分です。
    映画の中でも触れていたけど、最近「いただきます」と言えない子が増えてるらしい。自分たちが他の動物の命をいただいて生かされていることを分かってないからなんだろう。食べ物を、他の動物の命を1かけらたりとも無駄にしてはいけない。そういう当たり前のことを改めて考えさせられました。この映画は是非子供にも見て欲しい。見るのはつらいかもしれないけど、きっと色んな事を学べると思う。

  • 配置場所:摂枚視聴覚
    請求記号:S778.21||M
    資料ID:50900665

  • 賛否両論みたいだけど映画は見てよかった。でも現実でこれされたら子どもは選べないんだから先生の好きにしていい事とはオレは思えなかったな。伝えたい気持ちは理解できるけどそれは学校教育ではないとおもうから。

  • 2014/12/25

  • 押し付けがましさがなくて、終わり方もあっさりしてて好きです。食べ頃を逃して昨日捨ててしまった豚バラのオーブン焼にもの凄い罪悪感が出てきました。しかし途中から、どうも原発の話に見えて来て。NIMBYって地理的なことだけでなく時間的なことにも言えるのかな、と。国債もそうですね。。

  • 命と向き合うことで、
    小学生みんな、いや新任の教師も含め、真剣に涙を流しながら考えるところに、
    理想の教育、理想の民主的クラスのあり方を見たような気がしました。
    新任の先生が、信念はあれど、他の先生や保護者からいろいろ言われて右往左往している姿に自分を重ね合わせてついなけてしまいました。

  • 号泣。

    Pちゃんの悲痛な鳴き声でもうなみだがあふれてきます。
    愛があふれてて、一生懸命で、ほんとに泣けた

  • 賛否両論あると思うが、自分はよいと思うし、お酒飲みながら見てたからなのか、泣けたし、よかったと思う。
    3.5ぐらいかな。

    ブタを食べるか、食べないか。

    物語途中、責任の所在や、責任範囲に子どもたちの議論の焦点が向いていたが、日本人ならではの役割意識が影響してるのかな。とても責任感の強いこどもたちだと思う。

    白紙の台本から構成される本作品クライマックスシーンでは、演技とは異なり、感情的な話し合いになる部分もあり、正直だれるところもある。

    だけど、子供たちの素直な感情表現からは本気の涙が溢れ出し、議論の内容が薄かろうが、そこまでこの問題に対して考え抜いたことが素晴らしいと思う。

    そんな議論のなかで出た、
    「殺すのはただ命を奪うことで、食べるのは、その殺した動物の命を受け継ぐことなんだよ!」と伝えた子どものセリフの秀逸さに感動した。

    ぶっきー演じる、星先生のスタンスはよかったし、校長先生に救われたね。
    3年1組の担任の指導案には何が書いてあったんだろう?それを見て、どう思ったのかが気になった。


    個人的にラストシーンはやっぱり最後まで描いてほしかったなぁ。
    そこを期待してた見てたので。

  • 2008年公開の映画です。

    実話に基づくストーリー。

    で、このモデルの学校が、大阪府豊能町にある小学校。

    そういえば、公開当時そんなことを聞いたような気がしました。

    豊能町にある「北大阪ネオポリス」。割りと良く通るところです。

    箕面市方面から山の中を抜けたところに、突如として現れる、結構な規模の北大阪マチュピチュ的な・・・

    いや、ホントの北大阪マチュピチュはこっちです。「茨木台ニュータウン」。

    どちらもバブル期の徒花です。

    しかし、本作の設定は東京都の郊外ということになっています。それはそれで良い。



    --------------------------------------------------------------------------------
    それはともかく、なかなかの映画です。

    もっとも、どんな名優も、子どもと動物には勝てないとはよく言われる言葉ですが。本作はその両方が主役なんだから反則気味。

    未見の映画「いのちの食べ方」にも通じる、原罪と向き合う、なかなか考えさせる映画です。

    賛否両論というよりも、答えは出さないストーリー。

    演じる子たちには白紙の台本が与えられ、本気で自分の言葉でディベートするシーンが長く続きます。

    映画を見ているボクは、それをハラハラしながら見守る一人の大人になります。

    有名なので、ネタバレさせますが、クラスのみんなが子豚から育てたpちゃんは食肉センター(屠殺場とは言わないのね)に送られます。

    え、それで終わりか、というラストシーン。

    あとはみなさんで考えてくだい、ということですね。多分。

    ドナドナ。



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    原作本は読んでいないのでわかりませんが、実際にはどうしたんでしょうね。みんなで食べたんでしょうか。

    クラスのみんなは苦渋の選択に当然、ゲーゲー泣いてますが、豚もたまったもんじゃないです。

    1年間ペット待遇で飼われてたのに、ある日突然、「はい、今から君は産業動物ね」って。

    豚の精神構造は知りませんが、聞くところによるとかなり知能は高いらしいので。

    この企画を唐突に持ちだしたのが、妻夫木聡演じる担任教師です。その生命の大切を身をもって教えたいという試みは立派なんですが、子供と大した差もなく、ブレブレの意見しか持ってなさげで。

    まあ、それは子供と同じ目線で悩んでるということでもあるのですが。

    さて、この教育は果たして良かったのでしょうか。

    映画を観て考えましょう。

  • 2008年作品 前田哲監督
    原作 黒田恭史

    「いただきます」を教科書で教えるのはむつかしい。
    実際に ブタを飼って見て 
    生命の大切さを まなぶ という現実にあった
    授業をベースに 繰り広げられる。

    ブタ Pちゃんをを食べるかどうか
    最初の討議は 『約束』 と 『かわいそう』がぶつかる。
    卒業まじかになって・・・
    受け継ぐことが クラスで決まり 放送で呼びかける。
    3年生が引き継いでくれることで・・・
    再度クラスの討論。

    食べるべきか?引き継いでもらうのか?
    ブタの生命の長さは 誰が決めるのか?
    ブタを食べることは 生を引き継ぐもの。
    3年生に引き継ぐのは 責任逃れだ。
    かわいがってきたのに 何故食べることができるのか?
    議論は伯仲する。

    ただしい回答のない 問題に 生徒たちは真剣に討議する。

    この中では 『約束』『責任』 
    という言葉が自然に語られていることに
    興味を持ったし、
    そういう言葉を失っている大人たちに見せたい作品かもしれない。
    子供たちは 自分の尺度で きちんと発言している。
    等身大の子供たちを 演じている・・・
    議論の方法も学ぶ・・・
    原田美枝子の校長先生役は ぴしりとしていい。

    「生命をいただく」と一言で言うが 
    この問題への正しい答えはない。
    食物連鎖 なるもので 説明されているが
    自然のバランスがくずれて 人間が異常繁殖している中での
    食物連鎖は 説明の方法としては 足りないものがある。

    ブタは ニンゲンに食べられるために生きてきたのだ・・・。
    もし、これが 中国人が教師で イヌ を食べる話ならば
    ブーイングとなるのであるが・・・

  • 育てて、食べようという目的のもと、
    小学校でブタを飼う。
    だんだん愛着が湧いてきて、
    本当にブタを食べるのか、と話し合う。
    実話ベースの映画。

    子供にこれを考えさせるのは酷だな。
    でもこの子役たちも命を考えるってすごくいい時間を得られたんだと思う。

  • 賛否両論があったみたいだけど、こんな熱血先生がいたんだという事実がうれしかったし、子供たちが「今」を精一杯生きている、それだけで胸がいっぱいになった映画。作品として普通に楽しめました。

  • 子供に見せたい。改めて考えさせられる。

  • 子供達までが豚は食べ物と普通に思っていることにゾッとする。

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