ブーリン家の姉妹 [Blu-ray]

監督 : ジャスティン・チャドウィック 
出演 : ナタリー・ポートマン  スカーレット・ヨハンソン  エリック・バナ  ジム・スタージェス  マーク・ライアンス  クリスティン・スコット・トーマス  デビッド・モリッシー 
  • ポニーキャニオン
3.54
  • (5)
  • (7)
  • (11)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 74
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013757349

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ヘンリー8世の王宮を描いたドラマや映画はたくさんあるけれど、こちらはエリザベス1世の母親であるアン・ブーリンとその妹でやはりヘンリー8世の愛人とされてしまったメアリー、そしてその家族の物語でした。

    黒髪スレンダーで剃刀のような知性と激しさを持つアンをナタリー・ポートマン。
    金髪グラマーで慈母のような優しさと穏やかさを持つメアリーをスカーレット・ヨハンソン。
    ナタリーの美貌は半端ないし、この頃のスカーレットはなんとなく俳優としてのレディー・ガガっぽかった。
    物語は中だるみすることなく、最初から最後まで集中して鑑賞することができました。

    やはりナタリーの凛とした美しさは人を惹きつけるものがあるね。
    なんとなくトム・クルーズとブラッド・ピットがW主演だった『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』に似ている感じがしました。
    正当派の美男美女で優等生イメージのトムとナタリーがダークサイド担当、ちょっとファニー・フェイスでスレた雰囲気もあるブラピとスカヨハが純粋系で振り回される役。
    俳優さんてスゴイなぁ…と思いました。

  • 2008年 イギリス・アメリカ

    時は16世紀イングランド。20年にわたる結婚で皇女メアリーしかもうけることが出来なかったヘンリー8世は、男子の世継ぎを産むための愛人を探していた。一族の富と権力を高めるため、新興貴族のブーリン卿は自慢の娘アンを差し出す。しかし、王が見初めたのは清純で心優しい妹のメアリーだった。王の寵愛を射止めるのは2人のどちらなのか・・・。断頭台の露と消えた悲劇の王妃アンと、知られざる妹メアリー。ブーリン家の2人の姉妹の間で繰り広げられた熾烈で華麗なバトルに隠された愛の真実とは?
    女優さんたち、美術品、衣装などの美しさは素晴らしいです。この時代の服飾品は本当に綺麗。ロケ地も素敵な場所ですね、うっとりしてしまいました。個人的にはメアリー役のスカーレット・ヨハンソンが好みですが、アン役はあの有名なナタリー・ポートマンだったのですね、詳しくないから全然気づかなかった。
    ビジュアル的には良かったと思いますが、そもそものストーリーはむむむ・・・という感じ。なんていうか、この時代は当たり前なんでしょうが、ブーリン姉妹の親族がさ・・・本当に娘のことを思っているのが母親だけということに悲しくなる。ましてや(史実はどうなのか分からないけど)姉妹の両親は珍しく身分差結婚だったようなのに、父親が子供を家のための道具としか捉えていないのが何とも皮肉だよ。逆に身分を落としてでも愛する人のそばにいることを選んだ母親は、子供にも自身の幸せを願っていたんでしょうね。
    あとね、王として子孫のことで考えなきゃいけないのは分かるけど、やっぱりヘンリー8世は許せないわ。こういうゴミ男がいつまでも消えずにいるから、世の中の夫婦間の揉め事が多いんだと思うね。女子としてヘンリー8世の行動はマジ無理。純愛ぶっておいて、二股したり妻や愛人をあっさり見捨てるとか・・・女性たちが不憫だ。私、こういうどろどろ系は向かないみたいです・・・。

  • エリザベス1世の悲劇の母親アンとその妹に焦点をあてた、イギリス宮廷でのドロドロ人間ドラマ。

    仲の良かった姉妹が些細な事から歯車を狂わせ、修復不可能な溝を作る。

    それにしても王がろくでもない。夫がいる女を権力で無理やり我が物とし、しばらくお楽しみになったあとは子供が出来ても興味無しとは…。

    姉妹も物語が進むにつれ意地の悪い人間になっていくが、この2人の場合は運命に翻弄され仕方が無い部分がある。

    当時の女の生き方はかなり限定され、そのなかで自分達なりに頑張ったのではないか?(姉は少々調子に乗りすぎてしまった部分もあるが)

    後味は悪いが、イギリス王室の歴史の一端を垣間見たのはとても興味深かった。

    衣装も役者も華やか!ぜひブルーレイでご観賞を!

  • [2008年アメリカ・イギリス合作映画、TV録画鑑賞]

  • このDVDを観るのは3回目。
    スカーレット・ヨハンソンが好きで何となく観たんだけど、だいぶ経ってストーリーを忘れたころにハカルさんとマダム亜希子に小説を薦められました。上下巻読んだ後に三回目。

    原作を読んだ後だと、登場人物のふとした表情とか台詞回しひとつひとつにきちんと人間関係が映し出されてて面白かった。
    いろいろな方がレビューしているように、だいぶ脚色はしてましたけど、2時間の映像にするのは内容が濃すぎ。

  • ナタリーが付けているネックレスがアグリーべティと一緒で、気になって仕方なかった(*´∀`)

  • (欲しい!)

  • ナタリーとスカーレットの掛け合い、
    弟も含め兄弟愛が素晴らしかった!

    英国版大奥?
    親の出世の道具にさせられる娘たちのお話。
    アンだって一生懸命だっただけ。ちとプライド高すぎたけれどもー…


    王妃様も素敵でした。

    ***
    12/12/12
    CSで二回目。

  • キャストの設定がよかったと思うた!
    ナタリーポートマンの泣き顔はくしゃくしゃで好きだがこの作品では切なすぎた!

全11件中 1 - 10件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×