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- / ISBN・EAN: 4988013756748
感想・レビュー・書評
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異人達の夏を観た時の様なぞくっとする感覚が良かった。
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偶然発見
予想以上に惹き込まれた
薬屋, 梅雨から夏, 長屋みたいな土俗的なホラーの小物をふんだんに取り入れているので、どこか儚いイメージ
ラストの切なさも締めとしては上手いと感じさせられた
水木しげるの赤玉あるいは終電車の女, 梅干しに近いものがあるし
安珍清姫とも似通っている気がする
雰囲気のとても良い映画 -
なんか、好き。
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ちょっと笑いながら最後にゾクッとするホラー。これ、面白い。
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西島秀俊目当てで借りて観た。
現実だか妄想だか、妄想が先走りしてちょっとだけ怖い。
妄想だか幽霊だか。
どこから妄想になったのか。
色々と謎は深まる。 -
木下あゆ美がかわいい
ただそれだけ -
奇妙な不思議な物語(笑)
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興味はあるけど
概要を読んで、
見るにはちょっと、自分の中で心の準備は必要かもしれない。
でも見てみたい。
そんな感じです。
予告編で
妙にドキドキしたのは久しぶりかも。(^_^;) -
売れない小説家が古アパートの隣の壁に穴が開いているのを見つけ、覗き始める。壁の向こうでは隣人の秘め事・・・というお決まりのパターン。江戸川乱歩を思い起こさせるような雰囲気・・・
官能小説を書くハメになった小説家は魅かれる隣のオンナの濡れ場を想像して小説にする。しかしそれは次々と現実化し、相手となった男はナゾの死を遂げる。とうとう小説家は自分を相手とした最終章を書く・・・ちょっと昔の文芸系を目指している監督が作った微ポルノ(死語だな)映画だ。
取り壊され始めたアパートにまだ住んでいて、梅酒飲んでいるんだろうな・・・異人との情事とはなんとなく泉鏡花っぽくって好きだ。
映画の出来がよい悪いというより、西嶋秀俊だからいいのだ。だんだん具合が悪くなってクマだらけになるところとか、かなりアヤシイが、西嶋秀俊だからいいのだ。そんな映画だ。 -
不思議な物語。想像と現実の境目が曖昧な部分を上手く行き来している。小説を書く人の頭の中を垣間見ているようで結構おもしろかったです。
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売れない作家。鎌倉を舞台にした、不思議な出来事。官能小説を書かざるをえなくなって、不思議な穴を見つけると、そこは隣の部屋に繋がっている。のぞき見ていると、隣には美しい女性が引っ越してくる。想像力を働かせながら小説を書くうちに、書いた小説が現実のようになってゆく。置き薬屋、引っ越し屋、関わる人間達と昭和的な官能美。真木栗のぶっきらぼうで、やさしい魅力と、鎌倉の景色や花火、やさしい海風が、のどこか懐かしい湘南の雰囲気といろいろな時間を思い起こさせる。
だんだんと、狂気の世界に入っていく。病的な世界と官能小説の行方とともに、不思議な世界に引き込まれてゆく。 -
2007年公開の映画だけど、昭和の角川ホラー映画のようで、エロ過ぎない日活映画のような懐かしい感じ。
後半まで何の映画か分からない不思議な前振りが長いんだけど、不可思議過ぎて退屈せず。
結末も伏線も、受け取り方により解釈が全く変わってしまうんだ。=不思議過ぎる。
カメラワークがうるさくなく、貧乏この上無く惨めな主人公なのに、なぜかカッコよく見えてくる=不思議。
私的に好きな中年俳優さんだらけで◎。
〈ストーリー〉は、
舞台は鎌倉、今にも壊れそうな風呂ナシのアパートの一室に住むのは40歳の売れない作家の真木栗勉(まきぐり べん)。
ある日、両隣の部屋を覗ける穴を自室の壁に見つて覗いてしまう。方部屋は若い男、そして反対の部屋に、清楚だが謎を秘めた魅力的な女性が越してきて、書けなかった官能小説にリアルで顔見知りを登場させ、筆が進む一方、真木栗はその穴を覗き続けてしまい…
R13指定の官能ホラーサスペンス?
前知識無く見た方が不思議ワールドに引き込まれるかもね、
主演の西島秀俊さんは勿論かっこいいけど、私は田中哲司さんが好きで、エロシーンあって少し残念w
キムラ緑子さんて素敵ねぇ〜中年女性の色気が普通にある。
北村有紀哉さんは北村和夫さんの息子さんなのね。
添わない空気感がそそられ見入りました。
昔の角川映画みたいだけど、指名手配犯人を生放送で追うスリルがあった。
恋多き?YOUさんの今の恋人と言われてる大橋てつじさんが出てる、彼はかなりツボw -
いろんな臭いがする。
夏目漱石臭、江戸川乱歩臭、浅田次郎臭…
結構好き。 -
2007年の日本映画
不思議な雰囲気を纏う映画 -
・人生は花火の様なもの。花火は美しいが、それは一瞬だから。ずっと存在すれば、空にとって邪魔なものに過ぎない。
・想像することは人間の特権である。 -
最後のあたりが、なんかよくわからんかったけど、俳優の西島秀俊さんが、よかった。
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純文学を読んでいるような映像が良いですね。
隣室を覗ける穴。
その穴を通しての官能的な映像。
夢か現実か。
ホラーでもあり、しっかりとミステリーでもあり。
期せずしてみたけど、意外とよかった。
木下あゆ美、いいですね。 -
終盤の意味不明さ、貧しい結末はまるで「世にも奇妙な物語」のよう。悪く言えば、そのレベル。もう少し捻りや説明や伏線の回収(頭痛薬など)が欲しいのに、それらがありません。
超非現実的な事象に預けてしまえば、意外性に頭を悩ますことなくどうとでもオチをつけられますから。
映画ではなく原作の問題でしょうが、「壁の穴から秘かに他人を覗き見、それを主人公が仕事(小説)の材料にし、さらに自分の書いた内容が現実に起こっていく」という大衆の興味をひきそうな導入の設定だけは強烈にあって、残りは後からそこに肉付けしていったのではと想像しました。だから結末も後付けのような印象がしたのではないかと。
わざわざ映画で楽しむような内容ではなかった。
西島秀俊観たさにレンタルしましたが、無料で借りたDVDで良かった…。 -
ふわふわする感じでした。ホラーというか恋愛チックな感じに思えたなぁ。