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- / ISBN・EAN: 4988113759427
感想・レビュー・書評
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ケビン・スペイシーのなんともいえん情けなさがたまらん。
自分を押し殺して表面だけ取り繕っても、反動で好きなように生きても、幸せではないんやろうな。
どっちも大事なことに気付くことができたから、最後は幸せって言えたのかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
初見は確か10代の頃ですけれども、ひょうなことから観返してみました…良い映画だった…かと思います!!
↑微妙なコメントになってしまったのはアレですね、ラストがねぇ…幕引きとしては少々弱いと言いますか、映画の余韻を弱めてしまっているような印象を受けたんですけれども、ラストに行き着くまでの進行は良かったですよ!! 飽きずに観れましたねぇ…。
夫婦の諍いやら親子の確執やら日本でも通用するようなテーマでしたけれどもアレですね、主人公の性格もあって笑えるところもありましたねぇ…そういえばゲオではこの作品、コメディのコーナーにありましたねぇ…まあ、そんな感じで楽しく笑える作品かと思います。さようなら。
ヽ(・ω・)/ズコー -
ずっと見たかった映画の一つ。
アカデミー作品賞も受賞しています。
1999年の映画なので時代を表す皮肉な部分は
少し古さを感じる。
でも人間って理想ばっかりでは生きられないよな
幸せな家族だってずっと続くわけないよな
もちろん逆もしかりですが
そんな少し物悲しい映画。 -
すごい!文句なしに5つ星。
「アメリカン・ビューティー」とはバラの品種の一つであり、色は真紅で、発祥の地はアメリカ合衆国。映画の中でこのバラは様々な意味を持っている。例えば「豊かな家庭の象徴」としてキャロラインが自宅の庭に赤いバラを栽培し、「官能の象徴」としてレスターの妄想の中でアンジェラと共に赤いバラの花弁が登場する。
また、アメリカの中流家庭の崩壊を描いたこの映画に「アメリカの美」という題名をつけることで、アメリカ社会に対する強烈な皮が込められている。それぞれの人間が(映画内では家族全員が)それぞれ違う「美」を追い求めていく。「美」という感性を通して、現代社会の多様性の矛盾を観客に突きつける作品となっている。
<あらすじ>
広告代理店に勤め、シカゴ郊外に住む42歳のレスター・バーナム。彼は一見幸せな家庭を築いているように見える。
しかし不動産業を営む妻のキャロラインは見栄っ張りで自分が成功することで頭がいっぱい。娘のジェーンは典型的なティーンエイジャーで、父親のことを嫌っている。レスター自身も中年の危機を感じていた。
そんなある日、レスターは娘のチアリーディングを見に行って、彼女の親友アンジェラに恋をしてしまう。そのときから、諦めきったレスターの周りに完成していた均衡は徐々に崩れ、彼の家族をめぐる人々の本音と真実が暴かれてゆく。 -
アメリカだな
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アメリカにある典型的な家庭が、アメリカ特有の問題によって崩壊していく様を描くブラックコメディ。
アメリカという国は1776年に建国された、他の国の歴史に比べれば、できたてほやほやの国である。だから彼らはいま、「国」というものをつくっている最中である。世界を舞台に躍進を続ける企業群、広大な面積や資源、世界の警察たる軍備、有名な大統領の話題性など、派手で見栄えもするので思い違いをしがちだが、国としてはだいぶ若い。
つくっている最中という状況に加え、多民族国家的な国民性や右も左も包含する広義の愛国心なんかも相まって、色んな問題が起きている。例えば、銃社会、労使の雇用契約、ティーンの性、精神的病理、退役軍人、共依存的な家族形態や人格形成、不倫や離婚問題、DV、同性愛への偏見などである。
そしてそれらの全てが余すところなく、主人公のレスター・バーナム家に降りかかり、家庭が徐々に崩壊していく。登場人物ひとりひとりに絶大な非はないように思えるが、ちょっとずつの「あれ?」が積み重なって、最終的に全く予期せぬ地点にたどり着く展開は、苦笑いでただ見つめるしかないほど、見事である。
今作でアカデミー賞を受賞した主演のケビン・スぺイシーは後年、ゲイ疑惑、セクハラ、小児性愛という極めてアメリカらしい問題で話題を振りまく結果となってしまった。公開から20年、アメリカは未だ建国の途上にある。 -
好きじゃない
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人の嫌な部分がつまってる気がした。
ケヴィンスペイシーの演技は好き。