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- / ISBN・EAN: 4547462056986
感想・レビュー・書評
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一度見たのを忘れて、またAmazonでレンタルしてしまった
どうやって遺伝子検査から逃れるのかというサスペンスと誰が殺人犯なのかというミステリー
それに可能性は遺伝子なんかでは決まらないという希望か?
全体にスタイリッシュな映像
僕が何ができるか決めつけるな
というセリフが全て
最後ジェロームが死ぬのはなぜ?
(追記)
他の人の感想を見て
そうか、ジェロームは遺伝子的に優れていたけど、銀メダルに終わり、自殺を図った
ヴィンセントと対照的な存在
ヴィンセントが旅立ち、自分に今度こそ片をつけたということか?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
DNA繰作による優秀な遺伝子を持った“適正者”によって、自然な出産で生まれた人間が“不適正者”として支配される近未来。不適正者として生まれたビンセント(イーサン・ホーク)は宇宙飛行士を夢見ていたが、それは不適正者ではかなわぬ夢だった。
しかし、彼は自分の運命を変えるためDNAブローカ一の紹介でジェローム(ジュード・ロウ)という青年の適正者IDを買い取る。ジェロームになりすまして宇宙局ガタカの局員となったビンセントはついにタイタン探査船の航海士に選ばれる。
だが出発間近に上司が何者かに殺された事件でビンセントの髪の毛が発見された事から、正体発覚の窮地に立たされる。
ビンセントの素性に疑いを抱く女性局員アイリーン(ユマ・サーマン)。更にエリート捜査官となった弟のアントン(ローレン・ディーン)の介入で、彼はますます窮地に追い込まれる。
先天的遺伝子によって未來が決まってしまう近未来で心臓が弱く劣等人間のレッテルを張られている主人公ヴィンセントが宇宙飛行士の夢を実現するために遺伝子で限定された体力的社会的限界を並外れた努力と強い意思となりふり構わず他人になりすまして突破していく展開(かなわないはずの弟アントンとの遠泳に気合いで勝つなど)は、人の限界は意思と努力が引き起こした奇跡によって突破出来るという熱いメッセージが込められています。
美しい美術や照明も、ビンセントの正体がバレてしまいそうになる展開もスリリングです。
ビンセントとアイリーンの恋、ビンセントとジェロームの友情、切ないラストが深い余韻を残します。 -
マイノリティ・リポート、バック・トゥ・ザ・フューチャーと迷った。遺伝子に起因する根元事象よりも大事なことがある。
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2007年12月鑑賞。
「優秀な遺伝子」を持つ者しか認められない社会。
様々な価値観に従って生きていく事が難しい社会。
遺伝子レベルで決められてしまう(それこそ生まれながらにして将来が決まってしまっている)ため、あきらめと無気力しか生まれなくても仕方ない。
そんな中で、夢を手に入れようともがくヴィンセントと彼に夢を託すジェローム。
感動的でした。 -
いつかの未来
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優生思想の誘惑は、強い。
けど、遺伝子で全部決まるわけじゃないぞ、という話。
うーむ……
今、同じ設定で作品を作ったらどうなるんだろう。
ガタカみたいな企業には監視カメラとかスマホとか、そういう監視システムがガチガチに張り巡らされてる設定になるはずだから、もっと込み入った展開になるのかな?
遺伝子に関する科学的知見も膨大に増えてるはずだし、ハンディキャップの乗り越え方についてもバリエーション増えてるから、だいぶ違った作品になる……のか、大筋では変わらないのか。
そういえば『クララとお日さま』もこの系列の話だった。
そうか。
やっぱ、変わんないのか。