- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988131909040
感想・レビュー・書評
-
人はなぜ幸せな時に
ケーキを求めるのだろう
原作はよしなが ふみさんのコミック『西洋骨董洋菓子店』。
宝石のようにキラキラした美味しいケーキ。調度品や食器などのアンティーク。夜中を過ぎても開店している小さな洋菓子店“アンティーク”には美しいものが溢れてる。
なんといっても極めつけは、それぞれが個性的な魅力を持つ4人の美男子店員さんでしょう。
原作は読んでないんだけど、それでもとても楽しめたし、たぶん原作が伝えたかったことは、ちゃんと伝わった映画だったんじゃないかな。なんと言えばいいのか分からないんだけど、映画に対する監督さんのイメージみたいなものが、映像とか演出とかを通じて、繊細で気持ちのいい波となって伝わってきたもん。
わたしはミン・ギュドン映画監督の作品を探しててこの映画を見つけたんだけど、キャストを知ったときにはテンション上がったよ。
『コーヒープリンス1号店』や『彼女の私生活』のキム・ジェウク好きさんたちにはぜひ観てほしい!(あ、当然観てるって? それはよかったです。失礼いたしました)。
そうです、キム・ジェウクさんが“魔性のゲイ”ソヌ役として出演してる。とても色っぽくて美しいソヌだった。ソヌはキム・ジェウクさんしかできないわ。
ソヌはね、超一流のパティシエ。彼の作るケーキはどれも綺麗で美味しいの。ワッフル・ソンギもよかったけど、ケーキを作る彼も素敵だよ。
その彼をパティシエとして雇うのが、一流企業を突然退社したジニョク。彼はケーキが大嫌いなんだけど、西洋骨董洋菓子店“アンティーク”を開店するの。
ジニョクがなんでケーキ屋さんを開いたのか、それは彼の過去に関係があって……
はいっ、ジニョク役のチュ・ジフンさん、一目惚れしました!
そして可愛いーっと頭グリグリしたくなっちゃったのが、ユ・アインさんだね。この間めちゃくちゃハマった時代劇『六龍が飛ぶ』で、ダークヒーロー的な青年イ・バンウォンを演じた彼にも、こんなキュートなときがあったんだねぇ。
ケーキを食べることが大好きで、ソヌの弟子となったギボン役なんだけど、やんちゃな姿がまだまだ十代の男の子って感じで可愛いのよ(当時21歳)……、というか、えっ、チュ・ジフンさんとたったの4歳差だったの? 見えんわ、ほんまに可愛い。
それから最後に登場したのが、見た目はおっかないんだけどドジっこのスヨン。ジニョクのことを幼い頃から「若」と呼んで世話を焼いて(いや、焼いてもらって)いる彼を演じるのはチェ・ジホさん。いつも失敗する強面のチェ・ジホさんが、可愛いユ・アインさんに怒られるんだよね。
ストーリーには同性愛がメインとなる展開もあるのだけれど、それが社会の偏見としてクローズアップされるんじゃなくて、そのまんまの自分をさらけ出して仲間とワチャワチャ、サバサバ生きていくみたいな、その雰囲気がとてもいい感じで、これはよしながさんの原作の力だろうなって思った。
あと、これも原作に忠実にしてるんじゃないかなと思ったのは、ジニョクの過去との決着のしかた。ああ、これから生きていく人生とこういう風に折り合いをつけたんだなぁと、なんとなくそういうふうに納得した。
うん、やっぱり原作も読んでみよう。
人はなぜ幸せな時に
ケーキを求めるのだろう
よく分からないが
人生は消えない傷と
忘れたい記憶ばかりだ
だから人は幸せな時に
ケーキを求めるのかも
ほろ苦い人生だから
幸せな時だけは
甘さを楽しみたいのだ
きっと生きていくって、そういうことなんだろうな。 -
すごい好き。何故かすごい好き。
話面白いし、映像綺麗だし(時々すごいダサいけど)、ケーキ美味しそうだし、何と言ってもセリフ回しが好き。
特にユ・アイン!喋り方すっごい好き!!
と言うわけで、おベンキョ兼で時々ムショーに見たくなる映画。
口が悪くなること請け合い。-
「時々すごいダサいけど」
思わず笑った、、、マンガは図書館にあったので、いつか読もうと思っている。。。「時々すごいダサいけど」
思わず笑った、、、マンガは図書館にあったので、いつか読もうと思っている。。。2014/03/14
-
-
お菓子がたくさん詰まったお菓子の箱は、きっと子供が喜ぶもの、これは大人が喜ぶお菓子の箱、そんな映画。
美しいケーキや雰囲気の良いお店‥
見ているだけで楽しめる。
テンポ良く進むストーリー、けれど一筋縄ではいかない、苦味を効かせた部分もあり、その甘さと苦さが程よくまとまってい印象。
かれらを見ていたら、自分も頑張りたい
と自然と思えた。
時にはこんな幸せな気分になれる映画もいいな。
ただ、所々でケーキや食材が無駄になってしまっている場面は、見ていて悲しかった。
椎名桔平さんがオーナー役のドラマも、ちゃんと見たことがなかったのだけれど、また見たくなった。
それにしても、溜め息がでる程の芸術的な美しいケーキ達。
ケーキの可能性の大きさを改めて実感した。
あのオーナーの家のカーテン、欲しい。 -
最ッッッッッ高
原作ファンも大満足の映画。ありがてぇ。ありがてぇの世界。 -
放送当時テレビにて。なんで見ようと思ったのか思い出せないんだけれど、けっこう楽しんで見ていたような…
-
これって実写化大成功だと私的には思う。
また観たい -
甘いものが大嫌いなジニョクは、突然会社を辞めると洋菓子店を始める。古い骨董品屋を改装したその店“アンティーク”は、腕は一流だが行く先々で恋愛トラブルを起こす魔性のゲイ“ソヌ”、元ボクサーの見習いパティシエ“ギボム”、不器用なウェイター“スヨン”の3人を迎え、順調に船出する。そんな中、町で連続誘拐事件が発生し、それとともに次第にジニョクの悲しい過去が明らかとなっていくが…。
誘拐事件にもっと寄ったストーリーかなと思ってなので
ラストはあれって感じだった。
4人のキャラを楽しむ映画なのかな? -
ミュージカル風になるとこ好き
-
日本のドラマが残念過ぎた分、こちらに軍配あがった。男同士キスシーンありでビックリ。…王の男といい、同性愛作品は日本より寛容なのかな。メジャーな俳優?さんなのにすげえ。
とても雰囲気のいいお店だったので、原作ファンの方々も大満足のケーキ屋さんとなってるんじゃないでしょうか...
とても雰囲気のいいお店だったので、原作ファンの方々も大満足のケーキ屋さんとなってるんじゃないでしょうか。
ほんとだ、ケーキ屋さんの存在って貴重ですね。
頑張った自分にご褒美として買うケーキは、コンビニじゃなくて、こんな(美男子店員さんのいる)ケーキ屋さんのケーキがいいな 笑
宝石箱のアイスクリーム!
やーん、知ってます、知ってます!
憧れのアイスでしたよー♡
黒いパッケージで、バニラのなかに色とりどりのキャンディの粒が散らばってるやつですよね。
もう、見た目にとにかくゾッコン♡でした。
滅多に買ってもらえなかったうちに姿を消しちゃったから、わたしにとっては、永遠に憧れのアイスクリームです。
ふふ、確かピンクレディがコマーシャルしてましたよね。あれ子供のお小遣いで買うには高かったんですよね。
ふふ、確かピンクレディがコマーシャルしてましたよね。あれ子供のお小遣いで買うには高かったんですよね。
ピンクレディーだ(*>∀<*)
ピンクレディーだ(*>∀<*)