レスラー スペシャル・エディション [DVD]

監督 : ダーレン・アロノフスキー 
出演 : ミッキー・ローク  マリサ・トメイ  エヴァン・レイチェル・ウッド 
  • NIKKATSU CORPORATION(NK)(D)
3.83
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953035423

感想・レビュー・書評

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  • マリサ・トメイ日本人みたいな名前w

    留井・万里紗とか

  • 解説:

    自らの生き様を貫き通す中年プロレスラー役がミッキー・ロークのはまり役となり、数々の映画賞に輝いたエネルギッシュで感動的な人間ドラマ。

    監督は『π』『ファウンテン永遠つづく愛』のダーレン・アロノフスキー。

    主人公の一人娘には『アクロス・ザ・ユニバース』のエヴァン・レイチェル・ウッドがふんし、主人公が好意を寄せるストリッパーを『いとこのビニー』のマリサ・トメイが演じる。

    栄光の光と影、落ちてもなお失わない尊厳を体現するミッキー・ロークの名演に、大きく心を揺さぶられる。

    かつては人気を極めたものの今では落ち目のレスラー、ランディ(ミッキー・ローク)。

    ある日、ステロイドの副作用のために心臓発作を起こし、レスラー生命を絶たれてしまう。

    家族とはうまくいかずストリッパーのキャシディ(マリサ・トメイ)にも振られ、孤独に打ちひしがれる中で、ランディは再びリングに上がる決意をする。

  • これがミッキー・ローク?と思ってるうちに30分くらいは経ってしまう(笑)
    ナイン・ハーフやエンジェル・ハートをリアルタイムで見た人は、なおさらそう思うとおもう。
    とにかく痛々しくて切ない映画。
    痛々しいというのは精神的なだけじゃなく、肉体的にも。
    ホチキス止めは痛すぎでしょー。
    でもそこまでしないとレスラーとしての仕事はない。
    プロレスが好きだから続ける、だけじゃなくて、
    いまさら他のことができないからという辛い現実が、
    だんだんとレスリングに対する純粋な気持ちを侵食していく。
    そして現実が辛くなればなるほど、リングの上の仮想が自分を救ってくれる。

    そんなスパイラルに巻き込まれていく終盤になるにつれて、
    大きな背中が切なくて仕方ない。

    監督が周囲の反対を押し切って、ミッキー・ロークを起用した理由がわかる気がした。

  • 哀愁漂う渋い映画。終わり方もよかったと思う。
    自分の居場所をどこに据えるか、どのフィールドで自分は輝けるのか考える。
    現実ではなく夢に生きるのだって一つの人生だと思った。

  • 大分前にみた作品。

    ホチキスを体にいれたりして、いたいたしかった記憶がある。。
    ただ、別に感動はしなかったな。。

  • ミッキー・ロークのアイドルっぷりに歓喜できる奴はしてみろ!!!



    ダーレン・アロノフスキー監督 ミッキー・ローク主演
    ある日超人気プロレスラーのラム(本名ランディ)は筋肉増強剤やらなんやらの薬の副作用で倒れてしまう。心臓を傷め、医者からはもうプロレスはできないと告げられてしまう。つまらないスーパーのバイトをこなすも次第に孤独を感じ、疎遠になっていた娘に会うがダメ親父ぶりを発揮してアスホール呼ばわり。ストリッパーに恋をするも結局俺にはプロレスしかないと再びリングにあがるのであった。


    言ってしまうとストーリーに全くひねりがない。しかしドキュメンタリー風に撮ってることから「これ本当のドキュメントじゃね?」とまではいかないが、ストーリー性が少し欠けてても気にならない部分はあるにはある。

    もともと今作と「ブラックスワン」は一つの映画だったらしいが、収まりきらないとのことで分離したそうな。この二つをどう一つにしてたのか物凄く気になるところであるが、ダーレンしか分からないことだ。その名残なのかラストが同じニュアンスで幕を閉じる。あとは観客の想像に任せます方式。「ブラックスワン」はラストに向けての演出や描写が秀逸でそれが意義のあるものになっていた。しかし・・・この「レスラー」の主人公ランディに感情移入ができない。残念なまでに。ドキュメンタリー風に撮っているのも影響してるのだろうが、ラストの観客の想像に任せます方式にされても「ああ、まあ別に」なんですよ。この主人公が全てを失って最後のラムジャムによって心臓が爆裂しようがしまいが正直どうでもいい とまで思わせてしまう魅力あるキャラクターの描き不足。単純に「熱い!自分に正直!!男の中の男!!!」以上の感情が湧かない。故に最後の観客の想像に任せます方式は必要あったのか?と思う。キャシディが最後の最後で観戦をやめたのも訳が分からん。いなくなる必要あった?。そしてそれ以前に、あれだけラムフィギュアで遊んでたんだから息子連れてってやれよ。あそこで「この子あなたのファンになったみたい」このセリフがあれば、ランディが最後のリングでマイクスピーチした「俺に"もうやめろ"と言えるのはファンだけだ。お前らは家族だ。」がより深いものになったのでは??そしてキャシディとも心の中の家族になっちゃえばいいじゃない。



    まあ、とは言え最後の最後で軽く突き放すのがダーレン節なのかもしれない。結構ボロクソに書いたが映画自体のテンポはよくストレスは感じない。特に生産性がないだけで作りはいいと思われる。上記のことを除けば。



    そして昨今のアイドルブームの状況下で今作を見るとミッキー・ロークは非常にアイドル性が高い映画だとも言える。この映画はプロレス業界の裏(あくまでさっぱり)が描かれているのだが、その自己プロデュース力、リングでの演技、人気競争、その上怪我が伴う厳しい世界。まるでアイドルと同じだ。そういう視点で見ると非常に面白いかもしれない。元ボクサーのミッキー・ロークによるモノホン仕込のアイドルっぷりに注目してほしい

  •  映画「ブラックスワン」と同じダーレン・アロノフスキーの監督作品。おそらく「ブラックスワン」と本作は対をなす作品だろう。撮り方も近いものがあるし、扱っているテーマもそう。こちらは男のみっともなさと美学が描かれており、男が泣ける映画。

     ミッキー・ロークの啼きになんだか泣いた。映像は米国映画っぽくないカメラが呼吸するような撮影手法。テンポよくカメラが切り替わるところはテレビのような演出だと思う。

     世の中的に終わった男がこのまま封殺されたくないとあらがう映画。男の孤独とか美学って、ちゃんちゃらおかしいが、ちゃんちゃらおかしくても感情移入して泣いてしまうあたり、やっぱり男だからなんだろう。

  • 『ブラックスワン』のダーレンアロノフスキー監督
    主演ミッキーローク。

    ミッキーロークと言えば忘れもしない1991年、ボクシングプロデビュー戦でありながら、ユーリ海老原の世界戦を前座に置きまさかの
    「猫パンチ」でKO勝ち。日本中が苦笑したものでした。

    当時ボクシング狂だった私は、それ以来ミッキーロークが嫌いだった訳ですがこの映画は良かった。
    ピークを過ぎた中年レスラーが奮起という設定はロッキーを彷彿させますが、ランディ(ミッキーロークの役名)もラストシーンの後にはこう叫んでいたはず。「俺はやったんだぁ~」byロッキーバルボア
    プロレス以外は全然駄目な主人公がプロレスを失ってから直面する現実の厳しさには、ただのスポ根映画には無い哀愁を感じます。

    一つの事を極めようとする人間に訪れる悲劇という点では、ブラックスワンにも似てますね。ラストしかり。。

  • 内容はクソ。

  • 『ブラック・スワン』のダーレン・アロノフスキー監督作。老いと孤独を抱えながらも、リングの中でしか生きられない主人公ランディをミッキー・ロークが熱演。プロレス内部の仕組みも興味深く撮られてます。

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