2012 スタンダード版 [DVD]

監督 : ローランド・エメリッヒ 
出演 : キウェテル・イジョフォー  ジョン・キューザック 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
3.05
  • (32)
  • (123)
  • (202)
  • (114)
  • (23)
本棚登録 : 954
感想 : 199
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462066244

感想・レビュー・書評

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  • ノストラドムスの時は1999年の7月だった。

    そしてお次はどうやら2012年12月21日。

    この日が最有力候補らしい。

    そう、世界終末へのカウントダウンは再び始まってしまった(らしい)のだ。



    しかし、予言とは一体何の為にあるのか?

    避難せよ、と?

    覚悟をしとけ、と?

    それとも…悟りを開き全てを受け入れよ、とか?


    映画の中ではついに「その日」がやって来た。

    海は盛り上がり、大地は裂け、空では雷鳴が轟く。

    恐ろしい…

    (最近のCGはよ~く出来ている!!)


    『ノアの箱舟』よろしく政府は前もって、

    選ばれた人間、選ばれた動物のみを乗せる為の船を密かに造っていた。

    まるで間引きでもされたかのように

    選ばれなかった人間は逃げ惑い、船に乗せろと押し寄せる。

    人智の及ばぬ巨きな手に、握りつぶされようとしているのだ。

    もう、覚悟するより他はないのだろう。

    しかし、人は命に縋りつき、一呼吸でも長く現世に留まっていたいのだ。


    安全な船の中から死に行く人達をどうにかしようと、今更もがく主要キャストよりも、神の手の中に人がポタポタと落ちてゆくシーンのインパクトが強くて、

    (人の終末は遅かれ速かれ、必ず来るんだっけなぁ。)

    なんて、ストーリーからはずっと遠ざかった思いでぼんやり眺めていた。

  • 2009/11/23読了 再録

    ほんとはもうそろそろ上映期間が終わりそうな雰囲気の『スペル』を観たかったんだけど、前々から『2012』は観る予定に入ってたので、上映始まったばっかなのに観に行ってきました。
    スペル終わっちゃったらどうすんのよ。ムフーッ!

    んとね、これね、アレね。
    常日頃から個人的に、ジョン・キューザックの下まつげが気になってたワタシはダメね。
    ダメですね。気が散って。

    なんでこの人なのよー、って。
    下まつげがちゅるりんしちゃってるじゃなーい!って。
    ああっ!水に濡れたら更に強調されてる!って。

    出来るだけ彼の下まつげを意識しないように、見ないように、全体を見るようにしていましたが、コンタクトを入れ忘れて観たにもかかわらず、輪郭なんかはボヤけて見えるものの、下まつげだけはくっきりと見えていたのでした。(なんで?)

    大統領役がダニー・グローヴァーだったんですが、この映画製作の時にはもう大統領はイエスウィキャンに決まってたんだっけ?
    そして彼の最後、お亡くなりになるシーンは、あまりにもあんまりだったので観たくなかったです。
    気を失ってるのか、もう死んでるのかわかんないけど、周りのみんなが倒れてるのに、彼だけが気がついて起き上がりかけた目の前には・・・といったカンジ。
    はぁ?なんだコレ。ちょっと興ざめです。

    そんで、ワタシあーいうの苦手なんですよ。
    例えば、宇宙空間に行って人類を助ける計画がうまくいったときの、ヒューストンでのアレ。
    みんながワーってなって帽子やら書類やらを上に放り投げて喜ぶアレ。
    書類とかは飛ばなかったけど、感動的でしょ?みたいにアレをやっちゃってるんだよね、ここでも。
    なんですか、アメリカでは一般的な事なんですかね?

    エイドリアン(キウェテル・イジョフォーっていう名前らしい)は正義感全面に押し出しててかっこいいんだけど、逆に正義感溢れすぎててキレイ過ぎる。まぶしいけど、その光は1色だけ。みたいな。

    でも、ゴッドファーザーみたいな人(日本人でいうと勝新太郎みたいだった。声といい、髪といい)とマッチョなラジオのDJの人がよかった、うん。
    DJマッチョのちょっと頭がイカレてる演技は、かなりアメリカ的なイカレ具合。
    マッチョだから余計アメリカチックに思えるのかもしれません。

    インデペンデンス・デイとか、あと何があったか思い出せないけど、人類絶滅系というか、大災害とか大地震とか大噴火的な映画は割りとよく観てますが、しばらくは観なくてもいいみたいです。

    この手の映画はちょっとげっぷです。

  • なんか都合よすぎ!ってのがあって後半は見てても
    ちょっと面白くなかった。
    しかもそこでその人いなくなる?とか無理に見所作ろうとしてる感が
    ありありで見終わった後、やっと終わった~って思ったほど。

    まぁCGの迫力はあったので★3つで。

  • ストーリーはざっとしたもので、街が破壊されているのにそう都合よく脱出できるはずがなく、安全が保障されているジェットコースターレベルのハラハラ感だ。
    ヒロイックな大統領とかセレブ批判などいつものバターンである。

    こうしたCG大作は物語部分が薄っぺらになると批判したりするのだが今回は気にならない。

    メインディッシュはCGで物語部分はそれを見せるための狂言回しでしかない。単に地球の崩壊を映してもドキュメントにしかならないのでそこを逃げ惑う人物を配置しましたという程度だ。主役にジョン・キューザックを当ててるのもあまりシリアスになっても困りますというとこだろう。

    ほかの部分にしても柿の種のピーナッツ的に入れとかないとCGシーンが生きてこない。あまり深刻だとせっかくのCGの邪魔になるので気にならないようにステレオタイプに描いてますということで強弱のつけ方に文句はないとこです。

    それだけディザスターシーンがすばらしい。カメラが引けるとこまで引いてどんなもんだいと言っている。そこに思いっきりのCGの書き込み。画面の情報量の1/10程度しか目にすることができないのではなかろうか。列車が宙を舞い、空母が津波といっしょに街を襲う。画面の端のビルの隅で人がごそごそ動いてるとこまで描きこむ。渾身の書き込みです。何もそこまでと思うほどでちょっとオタク入ってます。

    ローランド・エメリッヒもこの手の映画は得意なのでディテイルに凝りまくる。こちらで被害が起きてるとテレビの中の実況でも大騒ぎになってるとか、画面の端では道路のひび割れで遊んでる子どもがいるとか。

    壊すだけでは話にならないので終盤はポセイドンアドベンチャーの水ものにもって行くのいいアイデアだ。空中から水という展開で飽かせない。どこか見たことあるシーンではありますが。

    CGの威力に改めて感服。これを作ったスタッフの方にはこれからも精進してもらって定期的に見せてもらいたいですね。

  • Amazonから引用。

    マヤが予言する『2012』年、地球に何が起こるのか?これは映画なのか?

    巨匠ローランド・エメリッヒ監督が
    「もうこれ以上のディザスターは 作れない」と公言する最高傑作!

    【ストーリー】
    2009年、トップクラスの科学者のチームは、地球が間もなく滅亡に向かっているという事実をつかんでいた…
    2012年までにできるだけ多くの人類を救出するようにと世界各国のリーダーからの要請を受けていたが、
    人類すべてが救出されるのは不可能だということは明白な事実だった。
    ジャクソン・カーティスが子供2人とイエローストーンに旅行中、
    偶然干し上がった湖底に建てられた巨大なリサーチ施設を発見する。
    そして政府が隠蔽している、「世界が滅亡へ向かっている」という秘密を知ってしまう。
    ジャクソンは自分の家族、自分自身の身を守る為に必死で生き残る術を模索しはじめるが、
    大地震、火山の噴火、津波など次々と恐ろしい天災が地球を襲ってくる…


    こんな自体になったら絶対に生き残れない自信がある(笑)
    CGの迫力が凄くてもし自分もこの世界にいたら、、と想像するだけでハラハラした。

  • マヤ暦に2012年に人類が滅亡する記述があるネタからのパニック映画。
    メインのジョン・キューザックさんがビジュアル的に苦手なうえに我儘でノープランな行動力と運だけはあるキャラでイライラしました。

    ご都合主義の連続なうえに緊急事態で物資もマンパワーも時間もないなかキレイごとばかりでいかがなものか。
    土壇場になってから「みんなで助かろう♪」って計画をひっくり返して「俺は愛に生きる!」的なのってどうなの?
    離婚した妻の恋人が死んで、これで家族が元通り的なラストも寒かった。
    映像だけはリアルでキレイでした。

  • CGはすごい迫力! カリフォルニアが壊滅していくところやハワイ州が火山になってしまってたりとか、ドキドキした。しかし、ジョン・キューザックがなんでここまでパニックに対応できるのが不可思議です(笑)昨日見た『ノウイング』とちょっと比較しちゃうなぁ。現実的に考えてもっとたくさんの人が助かる方舟建造は可能だったのでは? と思ってしまう。あと、核兵器やら原発やら普通にどうなったんですか~?? まぁなんと言うかアメリカやヨーロッパの映画はよくも悪くもキリスト教万歳映画ですなぁと思ってしまうねこういうのは。

  • 再見
    2009年の映画だが、CGの出来がいい。
    ついついのめり込んで見る。
    リムジン、大地震、軽飛行機、大噴火
    アントノフ、大津波とてんこ盛り。

    お話の方は、うーん。
    あの人がなぜ地図を持っているとか?

    大統領がダニー・グローバーだったか。

  • 往年のパニック映画のようなハラハラドキドキ感が感じられない。
    どんなに映像に迫力があっても、これではダメ

    ノアの箱舟のようなモノはてっきり宇宙に行くものだと思っていたが、津波や地殻変動に耐えうるためだったら、数艇だけではなくもっと造れたのではと疑問に思ってしまう。
    それに、定員オーバーでも何とかなるのなら初めから載せてあげれば良かった。

    大統領の娘や主人公の科学者も、自分たちだけが生き残ることの良心の呵責に悩んでいたのにエンディングを嵐が過ぎ去った後のような清々しい顔で迎えるのは観ていてスッキリしない。

  • お金持ちだけが乗ったトンデモ箱舟に主人公家族が「俺達も乗せてくれ!」する話。ハッピーエンドに見せかけた無賃乗車。地割れや大津波といった映像がとにかく大迫力で、パニック映画としては屈指の出来。あとは金だけだ。

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