美術手帖 2010年 04月号 [雑誌]

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感想・レビュー・書評

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  • やっぱり手書きであの線を作りだしていたのだと知って、ただただ敬服。下書き段階のうさこちゃんがかわいすぎでした。

  • 作者のディックブルーナにはとても興味を持った。
    製作している町のユレヒトも,一度ぜひ行きたいと思いました。

    ミッフィーを2度,3度楽しむための鍵がみつかると思います。

    ちょうど,表紙の絵のように,ミッフィーの世界に半分は入りかけているような感じです。

    大胆な構図,大胆な切り口,ミッフィーの醍醐味なのではないでしょうか。

  • ディックブルーナの絵を見る度「こんなに単純な絵と色の組み合わせが、どうしてこんなに魅力的なんだろう」と思ってしまいます。そして、それは、多くの人が感じていることだと思います。

    本書の特集では、ディックブルーナの魅力のひとつである、「色」と「かたち」に焦点が絞られています。ブルーナが現在の画風に行き着くまでの変遷。影響を受けたアーティスト。色とかたちの絶妙なバランスに行き着くまでの試行錯誤。そして、絵本のフォントにまで話は及びます。

    特集のコンセプトが明快なため、とてもよくまとまっていて、読みやすかったです。ディックブルーナに関する書物としては、かなり良いのではないでしょうか。本書に掲載されている様々な絵を眺めているだけでも何だか懐かしい気持ちになれます。

  • うちの学校、何でこんなに日本の本あるんだろう(==)スタッフ誰か日本人いるのかしら。チェルシー万歳☆
    ディックブルーナさん。始めて名前を知りました。ミッフィーちゃんはもちろん知っておりましたが。自分も絵本をやりたいなと思っているからとても色々勉強になった。マティスの影響というのが言われてなるほどと。そしてそうですよね。紛うことなくグラフィックデザイナーのセンス。やっぱり100枚描くのは基本だと。動物園でスケッチするのは当たり前だと。肝に銘じて実行せねば。

  • ディック・ブルーナのシンプルさってスゴイ。
    ちょっとした違いで、悲しんでたり、威張っていたり、戸惑っていたり、微妙な心の違いを描いている。
    それが子供でも分かるように。
    音楽も、詩も、余分な物をそぎ落として、一番シンプルな状態を見つけることが、作曲だったり、作詞だったりすると思っている。
    ブルーナがこのスタイルにたどり着く過程や、どのような描き方をしているかなどが紹介されていて、非常に興味深い。

  • ディック・ブルーナが絵本作家であると同時にグラフィックデザイナーだということを知っている人はあんまりいないと思います。
    彼の書くシンプルな世界に色んな思いがつまっている。
    特集としては英名「ミッフィー」の誕生秘話など見ごたえありました。いつも立ち読みになってしまう美術手帖ですが、今回ばかりは買ってしまいました。

  • 内容は非常に素晴らしかったのですが、最初値段にビビリました。でも買ってよかったです。

  • 今まで、色んな雑誌でディックブルーナの特集があったけど
    福音館から新たにディックブルーナシリーズが刊行されるのもあるせいか、内容がとても濃くて良かった!

  • 懐かしい、ディックブルーナー。オランダに帰りたくなった。彼の絵はオランダが生んだ世界を代表するもの。
    辛いことがあってもあなたの人生は続く、と子供たちに伝えたかったそうだ。
    日本ではうさこちゃん?ミッフィー?オランダ語ではナインチェ。
    本当に懐かしいな。
    この色遣いが大好き。

  • いちキャラクターとして、大好きなミッフィー。
    ディックブルーナさんの仕事など共感できるところがたくさんありました。

    絵本もきちんと読んでみたいと思いました。

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