スケアクロウ [DVD]

監督 : ジェリー・シャッツバーグ 
出演 : ジーン・ハックマン  アル・パチーノ  ドロシー・トリスタン 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
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感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135804334

感想・レビュー・書評

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  • 内容紹介 (Amazonより)

    ジーン・ハックマン、アル・パチーノ共演の、カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作!
    男同士の友情を描く、70年代を代表するロードムービーの傑作!

    刑期を終えて出所したマックスには、故郷のピッツバーグで洗車業を始める夢がある。一方、元船員のライオンは 5年前に妊娠中の妻を残して出たデトロイトに戻る途中であった。二人はカリフォルニアの乾いたハイウェイで出会い、奇妙な旅が始まった。だがそれはまた、社会から落ちこぼれた男たちの友情の始まりでもあった。






    正反対の二人がふとしたきっかけで意気投合し 友情を深めていく様がとてもよく伝わってくる。
    そういう人に巡り合えることは とても幸せなことだ。

  • たぶんカンヌ受けする作品ということなのだと自分なりに解釈いたしました。ストーリーはわかりやすいけれど、じゃいったいなにが言いたいんだというと思うとよくわからなかった。ただ、ジーンハックマンもアルパチーノも二人ともカッコいい。

  • 私の大好きなニューシネマ、ロードムービー、そしてアル・パチーノの出演映画です。もうこれだけでも文句無しだわ。笑

    OPからしていいんだよね。
    このカラッとしていかにもアメリカ!的な風土感。美しい画面構造。マッチの火から全てがはじまる。完璧!素敵!!

    2人の男が偶然の往き連れで出会い、だんだん友情が深まっていって夢を叶えるパートナーにまでなっていくとってもハートフルなストーリー。とても良いです。

    実は本作でパチーノのファンになったようなものです。なので個人的に一入大好きな映画です。
    パチーノに対するイメージと全然違ったのが印象的だった。だって彼の演じてる役はどうしても「ゴッドファーザー」のイメージが先行してましてマフィアか警察かのイメージしかなかったし。笑
    たしかに光る演技なのだけども本来のナチュラルな彼を発見したように感じましたね。

    というかパチーノと共演しながらも埋もれない個性と独特なキャラクターを演じる、
    ジーン・ハックマンもすごく素敵でした!!彼も本作で好きになったようなもんです!笑
    最初はいけ好かない不器用な男なのだけどもだんだんライオンの太陽のような存在から陽気を受けて人と心を通わせるようになる彼。
    厚着を脱ぎながら踊るハックマンのストリップはその象徴のようでした。あのシーンすごく好きだなぁ。

    それからの最後までの流れがすごーく良いのです!
    本作はニューシネマ特有の哀しい最後ではなくどこか暖かみを感じるんだけどもニューシネマらしさを持ち合わせてるところがとても良いのです。

    重ね着の長身の彼に並ぶとパチーノが小さくてその周りをうろうろしてるのがすごく可愛かった。

    ハックマンとパチーノの2人のコンビがすごいよかった!笑
    実際の彼らはお互いをライバル視していたみたいで馬が合わなかったようですが、まぁわかるわ。笑

    そのうちDVD買います!

  • なんだかいい。上手く言えない良さ。

  • 2020/6/15
    アルパチーノ。

  • アル・パチーノがキュート。子どもへのプレゼントの箱が、次第にくたびれ最後には、車のフロントに置き去りにされるのが切ない。

  • 大恐慌時代を生きる若者たち。旅をするのもヒッチハイクか貨物車の無賃乗車をする。頼るのは腕力だけという時代もあったのだ。

  • 1973年米映画、監督はジェリー・シャッツバーグ。主演はジーン・ハックマンとアル・パチーノ。題名は「案山子」の意 だが、劇中、カラスが案山子を怖がるのは嘘で本当は笑っていてお情けで近寄らないだけだという意味は、まさにジーン・ハックマン演じるマックスそのままです。二人の演技が演技ではなくナチュラルに見えるくらいこのキャスティングは最高です。ロードムービーかつアメリカンニューシネマの傑作です。そういえば、11pmで今は亡き今野雄二が映画紹介コーナーで大絶賛してましたね。

    正反対の人格を有する二人の男が次第に友情を深めていく過程を描いたロードムービー。第26回カンヌ国際映画祭においてパルム・ドールと国際カトリック映画事務局賞をダブル受賞。
    暴行傷害の罪で服役し、6年間の刑期を終えたばかりのマックス(ジーン・ハックマン)と5年越しの船乗り生活から足を洗ったライオン/ライアン(アル・パチーノ)が出会うところから物語は始まる。
    マックスは洗車屋を始めるためにピッツバーグへ、ライオンは一度も会ったことのない自分の子どもに会うためにデトロイトへ向かう。二人の出会いはヒッチハイクの途中だった。喧嘩っ早く、どこか神経質なマックス。陽気で人なつっこいライオン。正反対の二人がふとしたきっかけで意気投合し、道中を共にしていくことになる。マックスが「カラスをスケア(脅かす)から案山子」というのに、ライオンは「おかしな格好のかかしを見て笑い転げて、この畑の持ち主はいい人だ、だから荒らさずにおこうと思う」という。
    二人はマックスの妹の家に寄り、皆で行ったバーで宴を始めるが、そこでのマックスの喧嘩で再び更生施設送りになる。ライオンは牢名主のジャック・ライリー(リチャード・リンチ)に暴行を受けケガを負う。マックスは刑務作業中にライリーを叩きのめし、二人は1ヶ月後に出所する。
    デトロイトに着くとライオンは妻のアニー(ペネロープ・アレン)に会うため理髪店と教会に寄り、彼女の家の前で電話をする。しかしアニーは2年前に再婚しており、「子どもは死んだ」と嘘をつく。それを聞いたライオンは公園で錯乱状態に陥り病院に担ぎ込まれる。「お前がいないと洗車屋ができない、お前の面倒は俺が見る」と眠り続けるライオンに語りかけるマックス。一人で駅へ向かったマックスは、ピッツバーグ行きの往復切符を買うのだった。 (Wikipedia)

  • 題名だけは知っていた。
    6年の刑期を終え刑務所から出て、ピッツバーグで洗車屋をやろうというでかい男(ジーン・ハックマン)、5年の船乗り生活を終えまだ見ぬ息子にデトロイトに会いに行く小さい男(アル・パチーノ)。それがヒッチハイクで出会い道連れに。アメリカならではの映画かも。でも道中がかったるかった。そこがいい、という映画なのだろうけど合わなかった。

    大きい男と小さい男の道行、そして最後に小さい男が病気に、ちょっと「真夜中のカーボーイ」に似ている。

    1971アメリカ
    2020.4.21BSプレミアム

  • TVにて
    全く違った環境の二人が寂れた道路でヒッチハイクのライバルとして出会い,友情を育てながら将来の夢を語る.お互いが損なわれているものをカバーしながらの旅,最後壊れてしまった心の快復を待つ,往復チケット,思わずホロリとした.

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