- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988135804334
感想・レビュー・書評
-
内容紹介 (Amazonより)
ジーン・ハックマン、アル・パチーノ共演の、カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作!
男同士の友情を描く、70年代を代表するロードムービーの傑作!
刑期を終えて出所したマックスには、故郷のピッツバーグで洗車業を始める夢がある。一方、元船員のライオンは 5年前に妊娠中の妻を残して出たデトロイトに戻る途中であった。二人はカリフォルニアの乾いたハイウェイで出会い、奇妙な旅が始まった。だがそれはまた、社会から落ちこぼれた男たちの友情の始まりでもあった。
正反対の二人がふとしたきっかけで意気投合し 友情を深めていく様がとてもよく伝わってくる。
そういう人に巡り合えることは とても幸せなことだ。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
たぶんカンヌ受けする作品ということなのだと自分なりに解釈いたしました。ストーリーはわかりやすいけれど、じゃいったいなにが言いたいんだというと思うとよくわからなかった。ただ、ジーンハックマンもアルパチーノも二人ともカッコいい。
-
なんだかいい。上手く言えない良さ。
-
2020/6/15
アルパチーノ。 -
1973年米映画、監督はジェリー・シャッツバーグ。主演はジーン・ハックマンとアル・パチーノ。題名は「案山子」の意 だが、劇中、カラスが案山子を怖がるのは嘘で本当は笑っていてお情けで近寄らないだけだという意味は、まさにジーン・ハックマン演じるマックスそのままです。二人の演技が演技ではなくナチュラルに見えるくらいこのキャスティングは最高です。ロードムービーかつアメリカンニューシネマの傑作です。そういえば、11pmで今は亡き今野雄二が映画紹介コーナーで大絶賛してましたね。
正反対の人格を有する二人の男が次第に友情を深めていく過程を描いたロードムービー。第26回カンヌ国際映画祭においてパルム・ドールと国際カトリック映画事務局賞をダブル受賞。
暴行傷害の罪で服役し、6年間の刑期を終えたばかりのマックス(ジーン・ハックマン)と5年越しの船乗り生活から足を洗ったライオン/ライアン(アル・パチーノ)が出会うところから物語は始まる。
マックスは洗車屋を始めるためにピッツバーグへ、ライオンは一度も会ったことのない自分の子どもに会うためにデトロイトへ向かう。二人の出会いはヒッチハイクの途中だった。喧嘩っ早く、どこか神経質なマックス。陽気で人なつっこいライオン。正反対の二人がふとしたきっかけで意気投合し、道中を共にしていくことになる。マックスが「カラスをスケア(脅かす)から案山子」というのに、ライオンは「おかしな格好のかかしを見て笑い転げて、この畑の持ち主はいい人だ、だから荒らさずにおこうと思う」という。
二人はマックスの妹の家に寄り、皆で行ったバーで宴を始めるが、そこでのマックスの喧嘩で再び更生施設送りになる。ライオンは牢名主のジャック・ライリー(リチャード・リンチ)に暴行を受けケガを負う。マックスは刑務作業中にライリーを叩きのめし、二人は1ヶ月後に出所する。
デトロイトに着くとライオンは妻のアニー(ペネロープ・アレン)に会うため理髪店と教会に寄り、彼女の家の前で電話をする。しかしアニーは2年前に再婚しており、「子どもは死んだ」と嘘をつく。それを聞いたライオンは公園で錯乱状態に陥り病院に担ぎ込まれる。「お前がいないと洗車屋ができない、お前の面倒は俺が見る」と眠り続けるライオンに語りかけるマックス。一人で駅へ向かったマックスは、ピッツバーグ行きの往復切符を買うのだった。 (Wikipedia) -
題名だけは知っていた。
6年の刑期を終え刑務所から出て、ピッツバーグで洗車屋をやろうというでかい男(ジーン・ハックマン)、5年の船乗り生活を終えまだ見ぬ息子にデトロイトに会いに行く小さい男(アル・パチーノ)。それがヒッチハイクで出会い道連れに。アメリカならではの映画かも。でも道中がかったるかった。そこがいい、という映画なのだろうけど合わなかった。
大きい男と小さい男の道行、そして最後に小さい男が病気に、ちょっと「真夜中のカーボーイ」に似ている。
1971アメリカ
2020.4.21BSプレミアム -
TVにて
全く違った環境の二人が寂れた道路でヒッチハイクのライバルとして出会い,友情を育てながら将来の夢を語る.お互いが損なわれているものをカバーしながらの旅,最後壊れてしまった心の快復を待つ,往復チケット,思わずホロリとした.