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- / ISBN・EAN: 4523215038959
感想・レビュー・書評
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思わず人間であることが嫌になった、育てきれず猫を処分に出す場面でナレーションは平静を保とうとしながらも嘆きの声を。
離婚や家の競売で住む場所を失った犬や猫もいるという。懸命に里親をさがす人たち。現場に触れる映像の数々。命と向き合う苦闘。救える命に優先順位をつけなければならない現実。
私たちの生きている社会は、殺すシステムが生きている。
しかし、あきらめない人たちは生き抜いている。触発される。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
母の友人が教えてくれたので千葉中央図書館に観に行きました。
ペット大国だけれどもペット天国ではない、と言う冒頭の言葉に深くうなづきました。捨てられた猫や放棄された犬を何とか救おうとしている人の所にさらに増えてしまった子猫や犬を捨てに来る人がいるという現状にあきれるやら恥ずかしいやら。
面倒が見られないなら動物は飼えないし、責任を持てないなら増やすべきではないと本当に思いました。私も犬がほしいなあ~と思ったことはあるのですが日々の散歩もしてあげられないしやっぱり無理だなあとあきらめております。
それにしても今のペット市場はちょっと異常。
高いお金を出して買ったのだから大事に飼ってほしいなあ、と思うのですが良い犬・猫でも簡単に保健所に連れてくる飼い主も居るという話を聞くといたたまれないです。
この映画を作るきっかけとなった女性の
「人間も好きだけど猫の方がまし。」と言う台詞が残りました。
でも残念だけどこういう映画を見に来る人はきっとペットに対する意識がある人で、簡単に命を捨てる人は見に来ないんだろうなあ…。まあどんな問題でもそうなんだろうと思いますが。 -
野生の動物の世界は弱肉強食というが、人間もまたその構図の中にある生き物であることをまざまざと見せつけられるドキュメンタリー映画。
「動物が好きなので動物園で働きたかった」と言った保健所の若い職員が「動物嫌いな人の手によって殺処分されるより、動物が好きな自分の手で…」と語った言葉が忘れられない。 -
家族が出かけている隙に一人で鑑賞。
時に現実は酷いもので直視したくない事実も多いけれど
心に刻んでおかなければいけない真実が描かれている。
途中悔しさに涙が止まらなかったのでやはり1人で鑑賞して良かった。
私にとって劇場では到底見られない映画ではある。
2もDVDを購入して観る予定。 -
人間はあまりにも勝手だ。ただし、動物愛護をいくら掲げても、殺処分を0にすることは無理だという理論にもうなずける。人間は平和で余裕がないと動物に愛を注げない。無理だといえどできる限り改善したいという人たちの熱い心に涙が止まらない。
私たちはあまりに臭いものに蓋をしすぎている。ペットは可愛い、それだけじゃないんだ。物事の正の面だけでなく、負の面もしっかり見なければいけない。そう思った。自分は何も手を汚していないつもりかもしれない、いや、私もそうだった。しかし、知ろうとしないこと、そして無知でいることがすでに悪なのだと。
例えば、保健所で殺処分することに住民からの反対があり、施設内では処分していない。しかし結局、施設に設置されたトラックに移動されて、移動しながら殺処分されているのだ。それならば、施設で殺処分するのと何も変わらない。住民はいったい何を考えているのだ?あまりにも我々は無知すぎる。自分さえよければいいのか?
自分には何ができるか?いつも考えるがあまりいいアイデアがない。
簡単にできることとしたら、物を捨てないこと、物を大事にすること。動物なんか捨てないよと思っていても、物を簡単に買って捨てる人は多いはず。きっと延長線上に、動物を捨てるという考えになるのだろう。せめて私は物を大事にするようにしよう。
そしてメディアに乗らない。騒ぐだけ騒いで後始末を何もしないメディアに対して、自分もそれに踊らされないこと。自分で見て、自分んで考えること。これからも考えなければ。 -
命を預かる事の大変さ、大事さを改めておもう(ゆ)
飼うなら生にも死にも向き合うべきだとおもう、人間の都合に合わせるからこうなる(ぶ) -
『あゆみごと』を読んで
観たいな〜と -
深いい話で紹介されました。
スポンサーは一人のおばあちゃん。
保険の満期1000万円をつぎ込んだそうです。
殺処分される犬、猫たちの映画。
うちの子みたいに譲渡犬になれるだけでもラッキー。
ほんのわずかな子しか助からない現実を見て欲しい。。。