パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 [DVD]
- 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2012年7月12日発売)
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988142827920
感想・レビュー・書評
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神。
と、一口に言っても、一体どのお方がそうなのか?
信仰の多彩さは実に様々な神を産んでしまった。
キリスト?
釈迦?
エホヴァ?
火?
象や牛を拝んでる国まであった様な…
が、中でもギリシャ神話に登場する神々は
人間くさくて、私は好きだ。
まず、世界の頂点に君臨するゼウスが
「俺の武器(雷)をポセイドンの息子が盗みやがった!」
と、あらぬ疑いをかけて怒りまくる。
(神にくせに盗んだ真犯人がわからないのだ。)
濡れ衣を着せられた息子(主人公)は窮地に陥るが
(とりあえず、取り返して疑いを晴らしてやろう)と、友を引き連れ旅にでる。
「夏至の夜までに返せよなー
じゃないと、世界滅ぼすぞー」とは神にあるまじき発言である、と思うのだが、元々人が創った神なのだから
人間っぽさが見え隠れしてしまうのはしょうがないのかな。
主人公達の旅は
メデューサやヒドラ、CGで見事に蘇ったお馴染みの怪物達が大いに盛り上げてくれる。
後に真犯人も現れ、
(何故ゼウスの雷を奪ったのか)その理由も今を生きる人たちんp心理とリンクして興味深かった。
ストーリーは単純明快、映像の美しさ、迫力も秀でており、エンターティメント作品としては充分に楽しめる内様に仕上がっていたと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
わかりやすくて大変よかった。コンプレックスを感じている男の子が実は凄い人の子で、父の強大な力に目覚めながら仲間たちと冒険してく、みたいな昔のRPGみたいな設定で個人的には好き。疲れた時に気軽に楽しみたい一品。
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DVD化を待とうかとも思いましたが、折角のレディースデイに映画を観ないのは勿体無い、と言うことで。
監督は『ホーム・アローン』『ハリー・ポッターと賢者の石』などのクリス・コロンバス氏。子ども目線のファミリー映画やファンタジーが得意な印象。
本作の原作は'05~'09、全五巻を発売、ベストセラーとなった同タイトル小説の第一巻。これを聞くとハリポタのようにシリーズ化するのかな?と思うのですが、本作、サブタイトルが付いていないので、自信がありません。本作の売上・評価次第で待機中かな?
原作の話題に触れたのでそこから。
私は原作を読む前に観たのですが、映画では高校生の主人公、原作では12歳なんですって!なんとまあ。これ、原作ファンはどう受け取りますかね?意識的にハリポタとかぶるのを避けたようにも見えますし、子役を大勢使う大変さもあるのかも知れません。原作を読んでいない大人やティーンエイジャーを動員するためでもあるのかな。
私はその大人の一人なわけで。でも恐らく私の場合は主人公が12歳でもこの作品に興味を持ったと思います。原作を先に読んでいたらオイオイ、と眉間に皺をよせていたでしょうね。
でも知らなかったので、違和感なく、むしろ主演のローガン.Lくんかわいいな、と好感を持ったくらいです(笑)
この作品を観てまず思ったのが、『ちゃんと原作読みたいなあ』だったんですよね。近年長編小説の映画化が多いので、原作と比較することに慣れていますよね。そうすると、原作を読んでいなくても、『この人物の描写省かれてるな』とか、『原作ではもっとこの間を深く掘り下げているんだろうな』とか推せるようになるんですね。いやしかし基本設定の変更を考えると、原作は別物として楽しんだ方が良さそうな気も^^;
私はギリシア神話をはじめ、世界の神話・伝説・おとぎ話・歴史などが好きで、またそれらを題材にしたり、パロディした作品も大好きです。やはり原作・史実資料と比較するのが面白い。
この作品はギリシア神話の神々に振りまわされる現代を生きる人間、神の子孫たちを描いたものですが、そう言えばちょっと前に読んでおおいにハマった『お行儀の悪い神々』を上品にした感があります。12神が一堂に会する場面があり、どれが誰なのか凄く気になりました><じっくり観たい!
内容としては展開が早く、長いお話のダイジェスト版を観ているようなところも・・・
比較されるのは仕方ないと思いますが、ハリポタと比較したくなる作品ですね。
主人公の境遇、事件の始まり、男2・女1と言う主人公構成、特別な養成場での教育・訓練・・・
ハリポタでハリーとハーマイオニーのロマンスを望んでいた人にはおすすめかも知れません。
キャストはキャリアもそれぞれバラバラですが、ピアース.Bが出ていたのにびっくり!半人半獣の味のある役で、若手俳優陣の中で風格漂わせていました。観ていて安心できます^^
有名どころだと他にショーン.B、ユマ.Tなども脇をかためていて、有名俳優を脇役に配置すると浮いてしまうことがありますが、本作では皆さんとてもしっくり馴染んでいて良かったです。
若手俳優陣も皆かわいい!ローガン.Lはザック.E、アーロン.J、アシュトン.Kを合わせた様な。ジェイク.Aくんが一番気になる。出番増やして欲しい・・・。彼はルーカス.G系かな。
それよりもポセイドン役のケヴィン.Mがギリシア神話にハマり過ぎてました。美術の授業などで目にする石膏像のよう。古代的つくりの美形ってやつでしょうか。
映像はハリポタの時の様なファンタジックでレトロな世界観と、現代的な『人間界』の対比がメリハリ効いていて良いと思います。
目にうるさくない色合い、質感。でも迫力、ファンタジックさもちゃんとある。セット、CGのスケールも大きいです!
コミカルな描写もあり、コメディアンの方も出演されていましたが、程よい笑いで下品にならず、作品の世界観を壊していないのがいいですね。
キーワードはThis is a pen!
あ~
でも救われなかった人々が心残りです・・・
神々の話なので殆ど不死身ですけどねえ。
久々にエンディング中もオマケありです^^ -
予想していたよりも楽しく見れた。
神々が掘り下げの描写が少ないのが残念。 -
まー、それなり。でも今ひとつ。
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映像はキレイだし、役者もかわいい。演出もファンタジーっぽい。
ただストーリーに難あり。
難読症に悩む主人公パーシー・ジャクソン。
実は、ポセイドン神と人間の間に生まれたハーフである。
本人が難読症だと思いこんでいた「文字がアナグラムされる幻覚」こそ、
「神(父)からのメッセージを読み取る能力」に他ならなかった。
怪物に襲われた事がきっかけで自身の出生の秘密を知り、
神々の子供達専用の訓練所に逃げこむパーシー。
その際、目の前で母を失ってしまう。
異世界のような訓練所でパーシーは、
親友グローバーが自分の守護者だった事、
自分には水を操る力がある事、
パーシーがゼウスの稲妻を盗んだ容疑者にされている事などを知る。
水の力を使いつつ、親友と一緒に(ついでにヒロインも一緒に)稲妻盗難の容疑を晴らし、母を取り戻す話。
起承転結の起承はいいんだけどなー。
前半にフラグたてきっちゃって、後半がご都合主義になってる。
フラグたてるタイミングと、回収のタイミングがおかしい。
転の前に回収しきっちゃったから、転でフラグ立ててくんだけど、
それがとてもおざなり。
どうなるどうなる?みたいな緊張感を持たせるためでも、
いきなり「もう時間がない!あと2分しかない!」とか言われても。
もっと前々から時間が限られてるアピしてもらわないと、焦燥感が伝わらない。
そして、そんな急いでいたのに次のシーンは徒歩とかね。
でもその次のシーンで息切らしてたりして、違和感。
(地獄にいる時や戦闘中にもっと焦ってれば納得できる。
もしくは時間がないと誰かに脅されて焦りはじめるんなら分かるけど)
所々、え?急に?という点が多いけど、割り切ればそこそこ楽しめる。
あと気になったツッコミどころ。
あんまり親子キャストが似てなくて、ポセイドン父が出てきてもさっぱり誰か分かんなかった。
メドゥーサにユマ・サーマン使うくらいなんだから、もっと超有名どこで、顔みただけで重要キャラだなって分かるくらいの配役でもよくないかなあ。
(もしくは水っぽい表現をしゃべりはじめる前にだすとか)
ポセイドン父は色々メッセージ送ってきたくせに、事態把握してないのもちょっと。
いつも見守っているよ系ですが、その割に何も知らないのは疑問。
ヒロインの髪を、美しいってメデューサが褒めるんだけど、
その子の髪がボサボサすぎて変なかんじだったり。
アイテム回収の旅に出て、そのアイテム一個足りないって事に誰も気がつかなかったり。
もしそれが罠だとしたら、そもそもアイテムの存在教えなきゃいいし。
ちょっと冷静になれば直しようがあった分、気になった。色々おしい映画。 -
アメリカ映画らしい作り。原作はもっとオリンポスの神々を忠実に書いているのかな。ハリー・ポッターシリーズのようなファンタジー小説として、世界的に名高いらしいけど日本ではマイナー。神話は何故か宗教と異なって人気がある日本なら人気になってもおかしかないのに。
テンポよく進んでいたけどなんとなく、人物描写が希薄。メドゥーサとアテネの関係とか、ハデス・ポセイドン・ゼウスの因縁とか。
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ややご都合主義なストーリーだったり、盛り上がりに欠けた気もしたりだけど、普通に面白かった。主人公がイケメン過ぎた。ラストの小ネタも良かったw
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ギリシャ神話のキャラクターがたくさん。
トントン拍子に話が進みすぎて、物足りなさを感じてしまった。