人気声優たち4人が集まったユニットの2ndアルバム。
アニメのタイアップ曲が多数ということで期待で胸は高鳴るのですが、なんというかあまり「びっくり感」が無い、割りと普遍的なアイドルソング的な印象で止まってしまうんですよねぇ。
あの某人気魔法少女アニメの主役を務めた悠木碧さんが下ネタを連発していたアニメ「いちばんうしろの大魔王」のOPである#4だけは、異色な70年代的ハードロックなカッコよさで、戸松氏の力強い歌唱がちょっといいなと思えたんですけどね。
アニソンというと、ゴージャスで時にヘヴィメタルくらいカッコいいギターソロやツーバスが入ったり、厭でも耳に残る印象的なサビがあったり、そういう魅力があるからのめり込める部分も多いんですよね。でもこのアルバムはアニソンという方向性でなく、アイドルや落ち着いたポップス方面に向いている、いわゆる一般向けを意識して作られているようです。
まぁ俺としては戸松遥氏ならハードロックバンドに加入してもやってけるという新たな発見があっただけでも良かったかな…と前向きに考えてみる。