月に囚(とら)われた男 [Blu-ray]

監督 : ダンカン・ジョーンズ 
出演 : サム・ロックウェル  ケヴィン・スペイシー  ドミニク・マケリゴット  カヤ・スコデラーリオ 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
3.91
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本棚登録 : 186
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462075390

感想・レビュー・書評

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  • 精神に異常をきたした男の話かと思ったら、途中で意外な展開が。

  • 星3.5くらい。小造りだけど筋の通ったSF映画だった。最初のサム(といってもイブの年齢からして5人目くらいかな)の調子が悪そうなのは3年間のタイムリミットにあわせて体が壊れるようにしてるのかなと思ったけどそうでもなかった。というか、最初に思いっきり放射性物質っていってるしね。LUNARが韓国企業っぽいのは、最初はサムスンの台頭を反映させた未来なのかなと思ったけど、真相が判明してからは、ああなるほどね…と。感動するほどの映画じゃない、でもまさにB級というか、下手に無理せずきちんと収集つけたいい映画だった。

  • 低予算映画
    2016,17年新作予定!!

    すごくいいSF
    低予算とは思えず引きこまれ最後まで一気に見てしまう
    内容はネタバレになるので言えないがかなりいい作品です!

    関係ないけど監督はデヴィットボウイの子供
    この監督の作品は今の所ハズレ無しだしホームランバッター級の名作だらけでした

  • あんまりSF物って見ないんだけど、ワンシチュエーション物でつらつら探してたら上がって来たので。

    月に派遣され、3年の契約で新しいエネルギー採掘業務に就いている男が、契約満了間近のある日にふとしたきっかけから自分にそっくりな男と出会う、というざっくりあらすじ。

    大体思ってた通りの内容だったけど、面白かったし、登場人物が極小で、殆ど主人公の一人芝居で90分保たせるのが凄い。

    でも、ラストが「ああーーそれ入れて来ちゃったのかーー」ってズッコケてしまった…。
    ぐぬぬ。惜しい。

    • 小枝さん
      はじめまして。

      監督のダンカンはD・ボウイの息子。
      なかなか意表を突かれしまい、わたし的には低予算にしてこの作品、かなり評価している...
      はじめまして。

      監督のダンカンはD・ボウイの息子。
      なかなか意表を突かれしまい、わたし的には低予算にしてこの作品、かなり評価しているひとりです。
      2015/11/21
  • 登場人物2人?の会話ややりとりがとても良い。
    お互いに相手にこれは伝えた方が良いのかと考えながら話している感じがグッとくる。
    救いがない事もないけど、絶望の中での希望という感じで、なんとも言えない余韻が残る映画。

    ロボット良いなぁと思ったらケヴィンスペイシーで、なるほど!ってなりました。
    初監督作品でこれ作っちゃうって凄い。同監督のミッション8ミニッツもオススメ。

  • こういう密室の恐怖、って感じの映画好きだわー。宇宙が舞台になると必然的に人間は空気がなくては生きていけない、って縛りだけで密室勘半端ないし。『ソラリス』もそうだったっけ。『ロスト・イン・スペース』も好きだったりする。『2001年宇宙の旅』も見たくなってきた…サム・ロックウェルの独り芝居だけど、そんなこと全く気にならん。BGMも世界観が凄く伝わって来た。エンドロールで流れた音源が欲しい…。ネタばれるのであまり言えないが人工知能もの好きはハマる!!
    自分と議論するのって凄いしんどそうだよなぁ、とか考えさせられるね、この世の中で一番争いたくない人間は自分なんだ…情報が遮断されると人間はよからぬことを考え出すし…なまじ想像力があるだけに。
    幻覚見るとかも、これ、コピーを繰り返すことの弊害、と言う意味合いだったんだな。100%アンドロイド、つまり人工知能に任せるよりこっちの方が職務として成り立つんだろうか。地球へ帰る、家族に会いたい、と言う途方もないけど終わりは見えている希望を与えた方が仕事のモチベーションが上がるんだろうか。物凄く怖くて残酷な話だった。実質「誰も傷ついてない、生みだした人工物を使っているだけだ」と考えているんだろうか…マジ恐ろしい話だ。罪深いよ。

    ※ここからネタばれ

    人工知能のガーティがなぜ手を貸したか、それもきっと、自分と同じ様に「人間に生み出されたに過ぎないもの」として同情したからじゃなかろうか。サムの本体は地球で普通の生活を送っている。月では、サムのコピーがずっとたった一人きりで過酷な任務に就いている。万が一コピーが死んでも、次のコピーが永遠にこの仕事を繰り返してる。こんな果てしない恐怖があるだろうか。コピーは劣化して必ず肉体が異変を起こして死ぬ、これを繰り返しているが、消耗品であるからその苦しみに対してのケアはないのだ…。事故に因り、あってはならないコピーが二人存在する事態が起こってしまい、自分たちが何なのかが解ってくる。ミステリの要素もあり、SFでもあり、人工知能の様に「人間らしきもの」に人間としての尊厳はあるのかないのか、色々考えさせられる面白い映画だった。人道に反することは世の中にいっぱいあるが、そこを声高に糾弾するのではなく、自分たちが何か解った後、二人が協力関係になり、行うさまが痛ましい…自分ほど怖い相手もいない代わりに、自分ほど「生かしたい」と思う相手もいない、と言う事じゃないだろうか。

  • ドキドキして、あっという間でした。
    ほとんど一人芝居ですが、飽きません。
    ケビン・スペイシー演じるガーティが、切ない。

    これとよく名前の上がるガタカも観てみたい。

  • ミッション8ミニッツの監督のデビュー作ということで鑑賞。監督が同じだとやはり雰囲気が似ていて、こういうの好きなんだな〜って実感。
    SFなのに派手さは皆無。哀愁を楽しむ映画でした。

  • かなりミステリアスでおもしろい映画。
    近未来の世界。少しオブリビオンと似ている。
    非常におもしろかった。

  • クローン技術が実用化されるというのは、こういうことが起こりうるという近未来SFです。「オブリビオン」とダブりますが、低予算で淡々としたテイストが返ってメッセージ性を高めています。クローンはヒトですよね。そこに切なさがあります。

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