遺恨あり 明治十三年 最後の仇討 [DVD]

監督 : 源孝志 
出演 : 藤原竜也  松下奈緒  小澤征悦  吉岡秀隆  北大路欣也 
  • ポニーキャニオン (2011年6月14日発売)
3.67
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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013588929

感想・レビュー・書評

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  • 維新の時代になって仇打ちは許されない。

    幕末時代に両親を殺害された元下級武士の青年が、明治維新も進んだ明治13年になって親の仇を見つける。政府の発令した仇討禁止令を無視して仇討を実行する青年の苦悩と周囲の人々に反応を描いた歴史ドラマ。
    常に力の入った演技をしている藤原竜也さんには適役になった作品に感じられます。まだ武家社会の抜き切れていない日本の思考が窺えて見応えが有りました。

  • 江戸城の無血開城から間もない慶応4年5月。秋には明治と年号が改められる武家社会終焉の年。九州の山深い小藩、秋月藩でその事件は起きた。その夜、秋月藩の執政・
    臼井亘理の屋敷に同藩の過激攘夷派の藩士の集団"干城隊"が侵入。亘理の首をとり、その妻・清を惨殺したのだ。開国派のリーダーである亘理を気に食わない攘夷派の
    秋月藩国家老・吉田悟助がそそのかしたのだった。

    物音に気付いた亘理の息子・六郎は、父のもとに駆けつけるが、そこで目にしたものは両親の惨い遺体と、暗い部屋の隅にぼう然と座っている、幼い妹・つゆの姿だった…。
    清の兄・四郎兵衛、亘理の弟・助太夫は、すぐさま国家老の吉田に仇討を願い出る。だが、吉田は藩の法度で私闘は禁じられていると言い、この事件を闇に葬り去る。しかも、
    干城隊へのお咎めはなし。その一方で臼井家には50石の家禄減知という、あまりにも理不尽な処分が下され、11 歳の六郎は父母の仇討ちを胸に誓った
    …。

    明治5年。廃藩置県で武士は家禄を失い、士族という名の失業者になった。16歳になった六郎(藤原竜也)は、なか(松下奈緒)と力を合わせ、下手人を調べ上げていた。
    父を殺したのは一瀬直久(小澤征悦)、母を殺したのは萩谷伝之進(岡田浩暉)であると…。だが、助太夫は早々に仇討をあきらめ、四郎兵衛も「仇討など忘れろ」と六郎を諭し、
    下級役人の職を得て東京に出て行った…。

  • 哀しい、哀しすぎる。
    想いを果たすときのなんとも言えない顔が全てを語ります。
    キンヤ・キタオオジがヤバイですね。
    吉岡さんが浮き気味だったがするけど、唯一明治近代ドラマのベスト10入り決定です。

  • 小澤征悦の殺気ぱねえ。
    殺陣が最高です。
    こういうの増えてくれ。

  • 2013/9/8 再放送を見る。

  • なるほど~。こうして作るのだな。
    作品としては★★★だけれど、勉強になったという
    意味では★★★★。

    藤原竜也って、いい俳優になったな。
    演技みんな一緒だけど。
    キムタク?w

  • このドラマを見るために原作を読んだら、以前読んだことがわかって、読んでる最中にはそのことに気がつかなったことで、そのショックがいえないのだが、比較する意味ではよかったのかもしれない。
    原作は中編程度の長さなので2時間ドラマとするために中身を膨らませている。
    その部分が事実とは異なってつまらないですね。
    原作では師である鉄舟の道場を無断欠席するうちに戻りにくくなりそのままになるのだが、ドラマでは、仇討も了解して師弟愛が謳われる。

    判事役をがしていて、敵討ちは単なる殺人であると武士の気持ちを全く理解しないのだが鉄舟に説得させられる。暴漢に襲われるところにちょうど鉄舟が現れたり都合のいいこと。

    家で雇われていたが金の工面をするため妾となる。陳腐な美談だ。

    敵討ちとは何か、武士の名誉とは、近代化がすべて正しいのかなどというテーマにそって話を膨らませていて、その製作意図は真摯だが、時代劇のフォーマットを抜け出せないので事実の重みが希釈されてしまう。ドキュメントのような原作のテイストのほうが上だ。

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著者プロフィール

1961年生まれ。ホリプロに入社し、映像制作を経てフリーの演出家・脚本家に。主な映画に『東京タワー』『大停電の夜に』、ドラマに『京都人の密かな愉しみ』シリーズ、著作に『星をつかむ料理人』などがある。

「2018年 『グレースの履歴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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