MAD探偵 7人の容疑者 [DVD]

監督 : ジョニー・トー  ワイ・カーファイ 
出演 : ラウ・チンワン  アンディ・オン  ラム・カートン  ケリー・リン  チョン・シウファイ  ラム・シュ 
  • ケンメディア
3.50
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4539373017033

感想・レビュー・書評

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  • ジョニー・トー監督の「マッド探偵」です
    なんでこういう邦題なのかわかりません
    原題は『神探(Mad Detective)』です

    でも映画を見てたらマッド探偵っていうのがよくわかる
    さいこーおもしろかったです
    まさかこんな作品だとは思わなかったので、
    もうまた驚かされてしまいました  

    ラウ・チンワンは刑事だったんだけど
    捜査方法があまりに神がかり的で意味不明な行動をとるのでクビになってしまった探偵

    そこにアンディ・オン扮する刑事が難事件を解決するために
    ラウチンに助けを求めにきます

    でもやっぱり捜査方法がおかしくて
    ラウチンもおかしくて
    いないはずの奥さんが見えたり、人の心にすむ鬼が見えたりする
    精神病なのか?おかしいんだけどでも事件解決率が高いので
    アンディ・オンはラウチンを頼って捜査に乗り出すというお話

    ラウチンってばもう素敵
    わけわかんないマッド探偵をほんとに上手に演じてて
    アンディ・オンも、
    またまたここでもこんな役かいラム・カートン(爆)もいい味出してる
    そしてやっぱりラム・シュで会場大爆笑
    みんな出すぎ(笑)

    1人の人物の心の中に住む鬼が人の姿で出てくるというそのアイデアに脱帽
    すごく頭使うけど、ごちゃごちゃになるけど、おもしろかったーーー
    悪巧みをそそのかしたりするのは、女なんだよ(爆)
    監督これは何か意図があるでしょーー
    ティーチ・インの時質問しようと思ったけど先に言われちゃいました

    ラストも、そういう終わり方かーー
    って、つまんないんじゃなくて、すごく考えさせられました
    救いがある終わり方じゃないから

    でも結局ラウチンって、なんでそんな能力があったの?(爆)

    これはDVD買ってもう一度みたい!
    だってきっと公開されないだろうし
    でもこんなおもしろいの、どうして一般ウケしないんだろうね~
    あたしはこの映画を見れて幸せだったし
    そのあと監督の話を聞けて
    香港映画ファンになって本当によかったと思ったよ


    そして上映後のティーチ・イン
    ジョニー・トー監督は昨夜とうってかわってかなりのオレ様系(爆)
    絶対昨日飲み過ぎたって感じでした
    しかも他の監督たちと約束があるからって
    はやく切り上げようとするし
    監督、これ仕事ですから~(爆)
    なんか回答も飲みすぎて頭あまり働きませんって感じだったよ(笑)
    それでもしょ~がないなあと許してしまう寛容な香港映画ファン(笑)


    ティーチ・インの内容はきっと水田さんとこで載ると思います
    私も質問しちゃいました~
    いっぱい手をあげてたし、私は後ろの方だったので、あてられないだろうと思ってたんですが
    監督自ら指名してくださいました~
    きゃ~ もうそれだけで大感激

    内容は、俳優さんたちが演技する上で監督が要求したことは?
    (これは演技力が要求される作品なので)
    という質問で、監督は
    「次のシーンではがらっと変わるし、ラウ・チンワンの役は意味不明な行動もたくさんあるのであまり深く考えるなと言って演じてもらった」
    そうです

    あまりつじつまを合わせようとか、役作りをしようとせず
    その場の雰囲気で演じるんですね
    らうちん、がんばったのねーーー
    どうしてあの2人を起用したのかも聞けばよかったーー


    というわけで、他の監督たちと約束があるんだ~と言いながら
    帰っていく監督でした(笑)

  • 映画の作り方みたいのを考えるとすごく面白い。ビジュアルを楽しむ映画です。
    そして、そういう映画出なければ分からないこの感覚。
    「映画だからこそ」の素晴らしさにあふれています。
    ぜひ一度この「マッド」の世界に身を投じてもらいたいものです。

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