Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2011年 08月号 [雑誌]

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  • 「優れたビジネスモデルは好循環を生み出す」が秀逸

  • 概念の話が多く、あまり刺激を受けなかった。
    随所随所でメモを取った程度。

  • ビジネスモデル構築の特集。
    バリューチェーンの考え方、徹底したコスト意識、継続的競争優位を保つためのケースが多く取り上げられており、学術的に学ぶ上でも最適な書。
    利益を好循環に生むためのビジネスモデルを構築し、破壊的なイノベーションを創出する。

  • 特に、新興国市場の農業とか医療のIT市場には大変興味が持てました。家電に関するマーケティングも興味深いものでした。

  • 一度読んだだけでは完全には理解できなかった。自社のビジネスモデル点検も兼ねて本書との一体化を目指す。

  • 大学の経営学の実践版。読むのはきついけれど、月に一回発売なので、じっくりと読めば、一か月で余裕で読み終わる。専門的な知識は、勿論必要。やや、経営学の語句を知っていないと、理解できない。ただ、知っていれば、とても面白く、最近の出来事なので、興味を持ちやすい。

  • インドでは地方ではBhartiはVodafone、イデアとインフラ統合を行い、インダス・タワーズを2007年に設立した。
    Bhartiは肥料メーカーIFFCOと協力してSIMの販売や市場価格や農業技術、天気予報、肥料の最新情報を無料で提供している。

  • 今回の気になったものは、以下の2つ。<br />『持続的成長のS字曲線』:高業績企業は既存事業が頭打ちになる前に新規事業を軌道に乗せる準備を整え、継続的に業績を残しているという、一般的な話から始まる。事業業績と時間の関係はS字曲線で表されるが、その裏にはいくつか別のS字曲線が隠れているという。<br />いかに頭打ちになる前に先行投資を行い、適したトップの入れ替え頻繁に行うか。トップ(CEOに限らず事業部やそれ以下の組織レベル含め)の入れ替えについては、5年10年という長いスパンで行うべきという理論も多くあるが、個人的には本稿の内容の方に賛同する。今、何が必要かでトップの資質は全く異なる。全ての能力でNo1の人間なんていないのだから、それに適したトップを据えるのが合理的ではないか。<br />『人間中心の共創型事業をつくる』:ステークホルダーの経験を何よりも重視すること、ステークホルダー同士が直接交流することが共創のための必須事項と述べられている。また、経済的側面やWin-Winを重視することは、共創の障害になるとのこと。経験は重要であるが、新たなものを作り出す際には邪魔なものとされ、根拠として乏しいと扱われがちである。それに対し、経験こそ共創を生み出す種というのは興味深い。当たり前だが、人と人、経験と経験のぶつかり合いでしか、共創は生まれないだろう。

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著者プロフィール

1913年(大正2年)、「経済雑誌ダイヤモンド」の創刊とともに誕生し、2013年(平成25年)には創業100周年を迎えた。「ダイヤモンドのように小さくともキラリと光る」が創業の精神。現在、「週刊ダイヤモンド」「ダイヤモンド・オンライン」などの各種メディアでタイムリーなビジネス情報をダイバーシティ社会に提供するとともに、ビジネス書から生活実用書、経済小説まで、幅広い出版物とメディアを世に送り出している。本書は、同社経営情報編集局・出版編集部で制作。

「2022年 『相続&事業承継で頼りになるプロフェッショナル 2022年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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