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- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4560242141399
感想・レビュー・書評
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2009/06 恵比寿にて
劇中で出演者がそれぞれの記憶を辿り語ってくれた
「あなたの記憶に残る食事は何ですか?」という質問。
私の記憶に残る食事は、実家で食べてきた手料理すべて。
元気のない時、友人がふるまってくれたあたたかい手料理。
ワインとグリル野菜と生ハムで乾杯した京都旅行最後の晩餐。
外食をあまりしないこと、友人の家でご飯をいただくこともあって、
手料理の記憶の方が断然濃い。
そして、どの記憶にも自分以外の「誰か」がいる。
1人で過ごすより誰かと過ごす時間の方が思い出になるように、食事も誰かと食べる方がそうなりやすい。これは私だけでなく、大概の人に言えることだと思う。
知り合って間もないけど仲良くなりたいと思ったり、友達とゆっくり話したい時に、「あなた」と「わたし」を繋いでくれるご飯。それをどこで食べるか、誰が作るかはわからないけれども、もし自分が作り手になった場合、「記憶に残るご飯も時間も作れたら嬉しいな」なんて思った映画なのでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示