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- / ISBN・EAN: 4988105064379
感想・レビュー・書評
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1989年野上弥栄子原作「秀吉と利休」。監督勅使河原宏。
利休に三国連太郎、秀吉に山崎努。
やんちゃな秀吉に対し落ち着いて思慮深い利休。子弟であり主従関係にある二人と取り巻く諸大名や奥方など。山門上に設置された利休木造への因縁や唐戦への賛否を巡っての石田三成など取り巻き大名の動き。
31年前に見ているが見たことさえ思い出せない。が、両名優の演技が素晴らしい。映像自体やワダエミによる衣装も見どころ。ほかに三田佳子、岸田今日子、北林谷栄など。建築考証に中村昌生。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
茶道が政治利用されて、政治も茶道に利用されて。そういうズブズブの時代だったのですね。利休と秀吉の関係は危ういものだったことは理解できました。
山崎努の秀吉はとて良かったですね。さすが名優。
BS松竹東急「よる8銀座シネマ」にて。
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すごい淡々としてる
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「砂の女」や「他人の顔」を映画化した勅使河原宏監督の作品。
上記2作品がTSUTAYAになかったので代わりに借りてみた。
利休モチーフの作品は海老蔵が利休を演じた「利休にたずねよ」しか見たことなかったので、他の人がどのように演じるかとても興味がありました。
三國連太郎の利休は、海老蔵のような生々しい色気はなかったけど、静かながら凄みがありました。元々の利休のイメージには、この人の方が近いかも。
山崎努の秀吉もすごく良かったです。竹中直人より好き!
ストーリーは史実に基づいていてなんとなく分かっていたので、そんなに起伏もなく。ただ最後の、それまで静かだった利休が「誰も彼もわしを這いつくばらせようとする!」と叫んだ場面がものすごい迫力でした。
最後のシーンは怖くて軽くトラウマ・・・。
この時代のお話が好きな人は楽しめると思います。 -
12/12/28
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2013年1月27日(日)、鑑賞。
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[1989年日本映画、TV録画鑑賞]
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