50/50 フィフティ・フィフティ [Blu-ray]

監督 : ジョナサン・レヴィン 
出演 : ジョセフ・ゴードン=レヴィット  セス・ローゲン  アナ・ケンドリック  ブライス・ダラス・ハワード  アンジェリカ・ヒューストン 
  • Happinet(SB)(D)
3.73
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本棚登録 : 93
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953042469

感想・レビュー・書評

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  • ラジオ局で働くアダムは、腰痛がひどいことから病院で検診を受けたところ、ガンにかかっており生存確率は50%と宣告されてしまう。

    日本のガン闘病ものというと過剰なお涙頂戴モノになってしまうが、この映画は非常にさわやかな青春ものに仕上がっていた。
    最初のうちはさわやか過ぎてリアルじゃないかもと思っていたけれど、それぞれが悩みながら考え抜いて前向きな態度をとっているということも終盤にかけてわかる。
    治療費はどうしてるんだろう?とか考えなくもなかったけれど…。

    JGLは相変わらずの高値安定。私やっぱ好きだわーこの人。
    アナ・ケンドリックを見かけたのは「マイレージ・マイライフ」に続いて2作目ですが、「マイレージ~」と同様に、「悪い子ではないんだけど頭でっかちで青二才なので人を怒らせがちな発言をしてしまう女性」を演じている。
    ブライス・ダラス・ハワードは主人公アダムの彼女?というか、アダムを良いように利用しちゃっている女性を演じている。いるよねーこういう女性…と思いつつ、陶器のように綺麗な肌とガラス玉のように綺麗な瞳は魅惑的で良いキャスティングだったと思う。

  • 初めてジョセフ・ゴードンレヴィットをかっこいいと思った!映画自体は何の変哲も無い、といったら不謹慎だけど、どこにでも普通にある話で、何を今さら…と思う点と、どこか現実味のない美談に感じてしまう点のせいでこの評価。

  • 大病患った瞬間に周りがヨソヨソしくなってくのがうざそう。皆が身体に触れて安心させようとしてくるのもそうだし。
    仲良い同僚がバカでいい味出してる笑 やっぱり同性の友達だなーガンをお前の売りにしてナンパしろってのもいいな笑

  • 深く付き合える友だちが1人いるだけで生き方が変わってくる。

  • 死の可能性のある病を宣告されたとき、どうするか
    まずネットで自分の病気について検索する。
    まず症例を探して助かる可能性を探す。
    そこから自分がどう生きたいかを考える。
    そして
    病気のことを誰に伝えるか考える。

    母親との関わり方も恋人とのあり方も親友の思いも
    親より先に逝くかもしれないとう罪悪感と愛情による過干渉で
    避けてしまいがちな母親の過干渉さにうんざりし。
    病気のことをネタにして楽しい時間だけを提供する親友のお気楽さに苛だち。
    でも若すぎる大切な存在の死を目の前にして悩んでいるのは自分だけではない。
    母親も親友も同じなのだ。
    周りの大切な人たちの苦悩や寂しさを知れば、ケアされるべきは闘病している自分だけではなくて周りも傷つき悩んでいるのだ。

    この作品に描かれていたのは生存率50/50という可能性における心の置き方の難しさ。
    死ぬ可能性の為に残された人生を精一杯生きるのか
    生きる可能性に欠けて治療に専念して生きるのか
    ともに抗がん剤治療を受けてきた仲間が一人、また一人と命の灯火を消していくと自分の死を意識する段階に入ってくる。
    大丈夫だよという気休めがむなしい同情心にしか聞こえない。
    お前はもうすぐ死ぬんだよと言ってくれたらどんなに楽だろう思うのだ。

    他の闘病ものに比べて患者本人の苦しみだけでなく、周りの人物のあり方がものすごくリアルでよく描けていた作品だった。

    よく、テレビで観る癌になって克服した人は皆言う。
    病気になったことは神様からのヒントなんだと。

    そうなんだろうと思えるのはずっと先でもそれは本当のことなのだと思う。

    病気になると今まで目を向けなかった人と出会うことができる。
    今まで気がつかなかったことに気がつくこともある。
    健康な人間では味わうことの無かった感情を抱くこともできる。
    それは死の病を経験する者の特権である。

    大切な物も大切な人も溢れているように見えるけれどその中の一番が何かははっきりわからないものだ。

    もし病に伏したら周りを見渡して、自分のそばにいるのが誰かということを考えたいと思う。

    そうしたらきっと自分がしたいことがみえてくるんだろう。

  • I want such a good friend like him.

  • デジタルWOWOW。
    主人公が優等生なので、人間の成長ドラマとしては弱いかな・・・
    セス・ローゲンを主人公にした方が物語的に面白いのは間違いない。

  • 生存率50%のガンを突然宣告された27歳の主人公アダムをめぐる物語。主演のジョセフ・ゴードン・レヴィットが感情移入しやすくって、とにかく泣けた。セラピストのアナ・ケンドリックの熱心だが拙い感じもいいし、親友カイルのセス・ローゲンもほかの脇役たちもみんなステキでよかった。

  • 身近に癌になった人がいる身としては、どろどろが足りないと思った。ジョセフ・ゴードン=レヴィットが爽やかすぎる故かしら。抗ガン剤による体調不良・無気力感、お金の話し、死について、周りの人の疲労と優しさ、もっとドロドロして当然なのに。自分がなったわけじゃないからわからないけど。でもそれじゃ映画として見たくないか。

  • 色々思うところがある映画だった。
    家族や友人とのつながりは本当に大事なのだなぁと。
    お母さんの気持ちとか、友達の優しさとか。
    この役者さんが大好きになった。
    車の中で絶叫するシーンはリアルで、胸がいっぱいになった。

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