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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (372ページ)
感想・レビュー・書評
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瀬戸内の島に建つ銀色の六角形の館に内包された螺旋階段。
その下で当主である建築家・十文字和臣が墜落死していた。
転落ではなく墜落。現場は不明なまま捜査は行き詰っていた。
そして事件の夜に滞在していた客と未亡人の遠戚にあたる女性探偵、同じく捜査に参加していた刑事が休暇に招かれる。
そして嵐の孤島で新たな殺人事件が起こる。
大好物な「館」と「孤島」のミステリ。
東川篤哉氏の作品は初読ではないと思うが記憶になく、ポップなイメージだけは持っていたが、そのままだった。
深刻でないハプニングが色々あるので、ドップリ嵌り込むような読み方ができなくて「とっとと先に進めよ…」と思うが、刑事と探偵のいいかげんに見える行動一つ一つが鍵になっているのを解いていく過程は面白かった。
「館」と「嵐の孤島」の推理エンターテイメントといった感じ。
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