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- Amazon.co.jp ・雑誌 (40ページ)
感想・レビュー・書評
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多摩動物園で見たが、生態を読む時間がなかったらしい。
巣の作り方も、何十本もの糸を一匹のワームが作って運営していることも知らなかった。面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
グローワームといえばわたしにとってはなつかしいNZのワイトモ洞窟の名物。チョウを研究する行動生物学者が、ワイカト大学(写真をうつしたのであろう挿絵の景色もなつかしい!)で研究する機会を得て、グローワームのかげろうのようなはかない一生、クモのように巣を張って捕虫する生態を詳しく解明したその過程がていねいに紹介されている。予想を立てたり推論をして、それを証明するのに必要な装置を組み、実験・考察という手順を踏んで科学的事実を明らかにしていくプロセスは他のどういう研究にも役に立つ。クモをとりあげた「かがくのとも」と似た内容ながら、実際にどれぐらい捕虫できるのか、エサの量と成長の速度の関係まで踏み込んでいて興味深い。
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