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- / ISBN・EAN: 4522178009440
感想・レビュー・書評
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ピナバウシュが誰かなのか、全く知らずに観た。恐らく高校生なのだろうけど、皆、人が変わったようにぐんぐん人を惹き付けるオーラを出すようになっていく。立っているだけで、ハッとさせられる、みたいな。
ダンスは素人の子もいる中で、真正面から教えた先生たちがほんとに凄い。
女のコたちが「出来ないよ」と言うのが印象的。それもまた表現なのかな。元になったピナの作品が見てみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かったー!でも稽古の部分で子供たちに十分迫れていた印象があるので、映画自体ははもう少し短いか、もしくは全体の舞台のシーンをもっと描くような長さがあってもよかったかも。でもコンテンポラリー・ダンス興味あるなぁ・・・!
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ダンス経験がない子供たちがピナバウシュのダンスを踊り指導を受ける、夢のような、素晴らしい時間にうっとりしました。
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ダンス経験のないティーンエイジャーたちが、世界的な振付師ピナ・バウシュの代表的作品「コンタクトホーフ」の舞台に立つべく、猛特訓を受けて本番を迎えるまでの様子をおさめたドキュメンタリー。こちら、銀座エルメスのル・ステュディオにて鑑賞。今期のテーマが「メタモルフォーゼ(変身)」なのですが、それにぴったりの内容でした。徐々に変わりゆく表情、そして仲間や指導者との距離感。答えのないダンスだからこそ自分なりのそれを導き出そうとする姿、恥じらいを捨てて演じきろうとする覚悟。10代の一番多感な時期に、こんな経験をできた子どもたちは何て幸せ者なんだろうか!それぞれに事情はあるにせよ、このときの経験が今後の人生の糧になることは間違いないだろう。みんな「ピナを尊敬している」「土曜日の稽古はもう生活の一部さ」と表情豊かに話す様がそれを物語っている。彼女がどういう人なのか、もっともっと知りたくなりました。「ピナ・バウシュ 踊り続ける命」は鑑賞済ですが、もう一度観ようかな。そして「コンタクトホーフ」を通しで観てみたい。どんなに先でもいいから、必ず。
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みんながピナさんを好きになっていく姿が、この人の魅力のように見えます。
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WOWOWにて鑑賞。
全くダンスをした事がない子供達が一つの作品を作り上げていくまでのドキュメンタリー。
最初は恥じらいがあったり、あれはできないこれはできないと言っていた子供達が、最終的には自分の演じる役について自分なりの言葉で解釈し、こういう子だと思うと言葉が出たとき、なんとも言えない気持ちになった。
多感な時期の子供の手を取り、時には厳しく突き放しながらも視線は外さない。そういう大人達の姿も垣間見えて心に残る作品となった。
できればこの舞台の全編を通して観てみたいなぁという気持ちになった。 -
ミスはいいのょ、努力が大事なの
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舞踏家ピナ・バウシュのもとに集まったダンス経験のない少年少女が
10ヶ月間のトレーニングを受け舞台にたつまでを追ったドキュメンタリー。
ピナ・バウシュは2009年に亡くなっている。
ピナ・バウッシュのダンスは面白い。
映画”ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち”もあわせてみるといいです。 -
原題: TANZTRÄUME
劇中、3回は涙した。なんでだろう。完成されたストーリーであるわけがなく、方向を示されたドキュメンタリーでもないんだけど。純真、葛藤、愛…
学生時代に専攻してたゼミで観に行った、ピナ・バウシュ来日公演が記憶に蘇る。あの時は舞台から、生(せい)とかエネルギーをひたすら感じた。
このフィルムでは、素人のティーンネイジャーたちが表現していく。イミフメイな次元から、自分自身で意味を咀嚼しながら。そこが、涙の秘密なのかな。 -
子どもたちの顔つきがどんどん変わっていくのがすごい
働き掛けや導き方に理由があり芯があるからなのだろう -
2012年4月17日、鑑賞。
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若い少年少女たちがピナ・バウシュの舞台を劇場で演じるまでのドキュメンタリー。
教えられる側は当然のことながら、教える側にも常に変わろうという柔軟な姿勢があった。
稽古を任されているジョーが自身言っていたが、演技はまったく至らないものであるにもかかわらず、彼ら彼女らを見ていると涙を誘うものがある。素人目にも、まったく同感。
ジョーとキムが手をつないで、笑いながら駆け回るシーンが泣けた。