テルマエ・ロマエI (ビームコミックス) [Kindle]

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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (182ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 映画を先に見たので「阿部寛がルシウスに似てる」ではなく「ルシウスが阿部寛に似てる」となった。

  • 阿部寛さん主演で映画化され、とても有名な話ですが、原作を見たことがなかったので、はじめて読みました。

    全六巻で完結という短さなので、あっという間に終わるのかと思い読み始めましたが、とんだ思い違いでした。

    予備知識が何もなかったので、てっきりローマから現代の日本にタイムスリップして、ドタバタ劇を繰り広げるのかと思っていたら、なんと主人公のルシウスはタイムトラベラーなんです!古代ローマの浴場と現代日本の銭湯や温泉をめっちゃ行ったり来たりします。何度も。予想外でした。

    古代ローマの浴場での困りごとを、現代日本の銭湯で得たヒントを活かして解決するという斬新さ。

    主人公のルシウスは自分がタイムトラベルしているという自覚は全くなさそうで、現代日本をどこか未知の異国の地だと思っているのがまたおもしろいです。

    日本人の事を「平たい顔族」って呼ぶんですよ。初めてその言葉が出てきたとき吹き出しました(笑)

    「平たい顔族」って呼ばれたとしても、実直なルシウスの魅力ににどんどん引き込まれ、好きになり、話を読み進められる事間違いなしです。

    ぜひ映画も見てみたいです。阿部寛さんがどんなルシウスを演じるのか…湯船からザバザバァ~っと現れるのを見たいですね。

  • (古本を購入)
    読み始めた(1月17日)〜読み終わった(1月23日)

    Amazon で1〜6巻の古本をまとめ買い
    「平たい顔族」
    映画で見てたけど、漫画本も面白い。
    次も楽しみ〜

  • 1~3巻までは完璧。
    恋愛要素を蛇足とるかどうか。

  • 実に面白い)^o^(

  •  浴場建築技師・ルシウスが、古代ローマと現代日本を行ったり来たり。未知の技術に驚きながらも、日本の風呂文化を古代ローマの浴場に取り込み大活躍!風呂愛あふれる歴史(?)コメディ。

     
     紙の本の時から再々々々読。ププッと吹き出しながら古代ローマについても知ることのできる漫画。面白い。名も無き脇役のじーちゃんばーちゃんがのどかで良い。若い人たちもかなりのんびりムード。ほのぼのする。
     ただ、あちこちのレビューで言われているように、後半の4巻以降がイマイチ。面白いことは面白いんだけど、3巻までの風呂愛はどこへ? 3巻までなら星5なのだが。
     ヒロインのさつきの評価が芳しくないようだが、私はさつきの祖父がアカンかった。話を都合よく進めるためのキャラだもの……。
     4巻以降は人によりけりだが、3巻までならぜひ手に取ってみていただきたい。銭湯に行ったことの無い方もどうぞ。

  • 古代ローマの建築士ルシウス.浴場の建築で悩んでいるところ,なぜか現代の日本と行き来できるようになる.
    浴場について何か悩んでいるときに日本にタイムスリップし,平たい顔族(日本人)の風呂の技術を古代ローマに持ち帰る.

    設定と話が面白い.時代背景の考証もちゃんとして書いているんだろうなぁと思うし,すごくいい作品.

  • 1-4+

  • Kindle期間限定無料版にて。
    テレビに出てしゃべりすぎのヤマザキマリが好きではない。
    なので映画は面白かったけど原作は面白くないじゃんと言いたいがために読む。
    うーむ・・・
    面白いじゃねえかよ。
    しかもかなり面白いじゃねえか。
    チクショウ。
    ウソでも面白くないとは言えん。
    くやしい。
    しかもなんだかんだ映画よりやっぱ原作のが面白いんじゃねえの?
    ああチクショウ(笑)

  • 誰も目をつけないようないい切り口でした

  • ほんと、大好きな本。

  • 私の滅多に出てこない知識欲が刺激されます。

  • 銭湯・露天風呂・家風呂・ショールーム・湯治について。ローマ帝国と日本を行き来して設計士の名声を高めていく、誇り高く真面目な主人公が面白い。
    「この世界に来るたびに感じさせられるとてつもない敗北感…。」

  • 単なるコメディーだと思っていたけれど、日本の風呂、温泉や古代ローマの風呂文化の勉強になる。マンガだけでなく、各話の間に、風呂や入浴に関する古代ローマの歴史や、筆者の温泉旅行体験が書かれたコラムが掲載されていて、興味深い。

  • 最終巻が出たこのタイミングで読み直し。

  • 日本風呂とローマの行き来ばかりだけど、段々癖になってくる。

  • ローマ人の主人公(浴場設計技師)が 現代日本にタイムスリップ。 日本の風呂に感銘をうける!というギャグ漫画。 読んでいて、ほのぼのするし、面白かった~。

  • 古代ローマ帝国の浴場技師が、ことあるごとに何故か現代の日本浴場に来てしまうという設定。中学生の時分にガリア戦記をバイブルにしていた経緯から、古代ローマと日本建築という部分に限りなく魅力を感じて手に取った。浴場を基本に据えながら、それを通して文化の考察に至る。読者を決して飽きさせないシリーズ。

  • 最初すごく突飛な設定に思えたけど、作者さんのイタリア生活や無類の風呂好きのことを知ると、どんな作品にもそうなる理由があるもんなんだなあと妙に感心してしまった。無性に風呂に入りたくなる漫画だ。

  • koboにて。ノイタミナを見てコミックも読んでみたいとは思っていたのだけれど、吹き出してしまうような笑いはないのかも?でも、シュールさはぴか一で楽しく読んだ。

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著者プロフィール

1967年東京生まれ。漫画家。14歳でドイツとフランスに一人旅へ。17歳でフィレンツェの美術学校入学。1994年、一人息子デルスを出産。1996年、漫画家デビュー。帰国し、北海道大学などイタリア語の講師を務めつつ、北海道の放送局でイタリア料理の紹介や旅行のレポーター、ラジオパーソナリティなどを務める。2002年、14歳下のイタリア人ベッピと結婚。エジプト、シリアと日本を往復しながらの生活が続くが、2004年に日本での仕事を整理し、リスボンに家族三人で住むことになる。主な著書に『テルマエ・ロマエ』『モーレツ! イタリア家族』『世界の果てでも漫画描き』『地球恋愛』『ルミとマヤとその周辺』など多数。現在シカゴ在住。

「2012年 『ヤマザキマリのリスボン日記──テルマエは一日にして成らず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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