- Amazon.co.jp ・電子書籍 (192ページ)
感想・レビュー・書評
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中央アジア(中でもモンゴルっぽい)の12歳の夫に、20の嫁が嫁いだんだけど、嫁側の親族が嫁返せとか言い出して不穏な感じになる話。
絵がめちゃくちゃ繊細で、特に民族衣装のがすごいです。それだけでも読む価値はあるかなと思います。ただ、個人的に話自体はあんまり興味がなかったので、次巻は読まないかな。既刊13巻まで出てるので、人気みたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中央アジアの遊牧民の文化と、生活、恋愛の物語。
土地の文化を研究・記録しながら旅行しているイギリス人のスミスが狂言回しの役を担い、様々な人々の生活を覗き見しているような視点で物語が展開する。
食べること、人と出会い接すること、恋することを淡々と描きながらも、そのように生きていること自体が尊いことであると感じる。
私たちも日々、様々なことを考え、もがきながら生きていることは実は尊いことなのだなと思う。
刺繍や装飾、背景の書き込み量、作者の知識量(好きゆえに書いている、という感じ)が尋常じゃなく、絵で見てもかなり満足度が高い。紙のコミックで買い続けたい漫画のひとつ。 -
綺麗なお姉さんが綺麗な嫁さん。
【内容】
十二歳のカルルク。嫁のアミルは二十歳。この辺の女性としては晩婚らしいが二人は好意を抱きつつ日々の暮らしを生きている。
【感想】
服とかえらい丁寧に描かれていてびっくり。マニアックやなあ。
アミルの颯爽としたスーパーレディぶりはカッコいい。
裏腹に他人の病気にはとても弱いが過去に何かあったのかもしれへんね。
アミルを取り戻そうとする実家との間で一波乱ありそうやけどそれがメインになるよりは中央アジアの暮らしを淡々と描いてくれたらええなあとか思うけど、さてどうなるんでしょ。
自分が小学生か中学生の頃二十歳の女性となると、おばさんとはならないまでも相当な差を感じてたと思う。男女としての感覚を抱けるようになるまでかなりかかりそう。
今さらながらに読み始めました。
この作者のメイドさんのお話は読んでましたが。 -
舞台は19世紀後半の中央アジア。主人公のアミルは姉さん女房でだんなさが8才年下の12才のカルルクさんだったというぐらいか。風習の違いに驚いたのは。それ以外はどこにでもある家族の物語でその土地ならではの文化風習があるだけだ。「言われた事はちゃんとやらないと終わってないのに遊びに行っちゃダメですよ」嫁のアミルさんは物怖じしない素敵な女性でたとえ甥っ子といえども厳しい所は厳しい。「今日見つからなくてもまた別の日に来てみればいいですし、ゆっくり探しましょう」かと思えばおおらかな所もあり。人として素敵な女性。
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ありえない描き込み量。読んでるとなんだか旅行してる気持ちになります。
揚げ餃子食べたい~-
2014/03/27
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2014/03/28
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図書館の予約数がすごかったので諦めていたのですが、ちょうどBOOK☆WALKERで今85円だし、電子書籍を試してみたかったので、お試しで。
紙に印刷している質感のが好きですが、でも場所を取らないですし、慣れたら違うかな。
森薫さん、ほんとに仕事が丁寧。愛を感じます。
そして、想像力(妄想)を掻き立てられる話。
残りの巻も買おうかな。 -
愛しい&可愛い。アミルもカルルクも、とても素敵なご夫婦です。ずっと見守っていたい。中央アジアの文化は知らないけど、森先生の表現だと、確かに美しいですね。