政治家はなぜ「粛々」を好むのか―漢字の擬態語あれこれ―(新潮選書) [Kindle]

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    ── 円満字 二郎《政治家はなぜ『粛々』を好むのか 20110930 新潮選書》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B0099FHFS2
     
     翁長 雄志沖縄県知事「辺野古移設『粛々』という言葉は上から目線。
    使えば使うほど、県民の心は離れ、怒りは増幅していく」
     菅 義偉官房長官「『粛々』は今後使わない」
    http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2015040600310
     
    …… 仕掛人(与党総裁)が、漢詩まで用意して見得を切った。
    ── 頼 山陽《川中島「鞭声粛々、夜過河。流星光底逸長蛇」
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/20110604 小鳩の乱(3)
     
    …… 竹下内閣以降、歴代首相の在任中の件数を調べてみました。菅
    直人氏14件、竹下 登氏と橋本 龍太郎氏がそれぞれ4件、森 喜朗氏と福
    田 康夫氏(それぞれ3件)と続きます。
    http://www.nikkei.com/article/DGXBZO38494890S2A200C1000000/
     
    …… 親子三人で川の字に寝てはる。鞭声粛々、夜河をわたる(道具屋)。
     桂 文枝 5 落語 19300412 大阪 三重 20050312 74 /籍=長谷川 多持
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050312 落語屋 ~ 三度目の三十石船 ~
     
    (20150406)
     

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著者プロフィール

円満字二郎(えんまんじ・じろう):1967年生まれ。大学卒業後、出版社で国語教科書や漢和辞典などの編集を担当。2008年に独立。現在は、ライターとして漢字に関する辞書やエッセイなどを執筆するほか、東京や名古屋のカルチャーセンターで漢字に関する講座を持つ。著書に、『語彙力をつける 入試漢字2600 』(筑摩書房)、『漢字が日本語になるまで』(ちくまQブックス)、『漢字ときあかし辞典』『部首ときあかし辞典』『漢字の使い分けときあかし辞典』『四字熟語ときあかし辞典』(以上、研究社)、『漢字の動物苑』(岩波書店)など多数。

「2023年 『高校生のための語彙+漢字2000』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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