白夜街道 (文春文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 公安刑事・倉島シリーズその2。相変わらず主役はヴィクトルなんだけど、今回は舞台がロシア。いろいろ仕込みがされていて、誰が誰を嵌めようとしているのかが謎めくのがこのシリーズなのだろうか。謎めきすぎて、ラストがいまいち盛り上がりに欠ける感は否めない。倉島のキャラもいまいちイメージしにくいし。民族的な問題って我々にはなかなかぴんとこない部分もあるから政治背景もふくめて描ききるのは難しいのかもね。
    でも次作も読むよ。

著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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