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感想・レビュー・書評
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こういうオチなんですか、いかにも視覚的というか。
ロシアっぽいのかどうかはよく分からんのですが、老婆の逆襲的設定はいかにもヨーロッパではあります。まぁロシアをヨーロッパと呼ぶなという話もあるのかもしれませんが。
スマホで読むという観点でも、良い短編だと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なぜかこの話が好きなのは、いかにもロシア文学らしいところが凝縮されているからかもしれない。
貴族と平民の間の揺るがぬ線引き。
倹約家も放蕩者もどちらもあまりにも極端。
権力者の傲慢さ、見栄っ張りさ。ヨーロッパとロシアの関係。若い世代と古い世代の対比。
そして話の最後がまた、死者の高笑いの聞こえてきそうな神秘的なオチで、ロシアらしいと思ってしまう。 -
僕の名が君に何の意味があるのか?というプーシキンの詩を読んで、美しかったので他にも今すぐ読めるプーシキンの作品はないかなと検索したらこれが出てきた。
もしもヘルマンがリザヴェッダと結婚していたら、最後の一の結果が変わっていて、「そして二人はいつまでも幸せに暮らしました」になったのか、それとも老伯爵夫人は自分の死のきっかけを作ったリザヴェッダへも復讐するためにヘルマンへ彼女と結婚しろと言ったのか… -
バレエで観たことがあるににかかわらず、ストーリーを知らなかったので読んでみた。プーシキンは初めてだが面白かった。
そんなにロシアものを読んだわけではないいど、ロシアっぽさがないと感じた。 -
金ー彼のたましいのあこがれていたのは金であった。
これは是非読んで欲しい!昔のホラー、しかもプーシキンなんて怖くないなんて云わずに!
ギャンブル。恐怖と笑いの戦慄を味わいますか。