まちかさんの感想
2022年8月23日
坂口安吾は太宰治のことちゃんと分かってる!
610@活字中毒さんの感想
2015年6月18日
坂口安吾による、太宰治の情死に対する考察。坂口安吾は太宰の生き様や性格をよくわかっている。文章からはそんな風に見受けられる。太宰治という作家を好きになり、興味を持ち始めたのが最近なのでこういった文章は太宰の人となりを知りたい身としては非常にありがたい。
(さかぐち・あんご)1906~1955 新潟県生まれ。東洋大学印度倫理学科卒。1931年、同人誌「言葉」に発表した「風博士」が牧野信一に絶賛され注目を集める。太平洋戦争中は執筆量が減るが、1946年に戦後の世相をシニカルに分析した評論「堕落論」と創作「白痴」を発表、“無頼派作家”として一躍時代の寵児となる。純文学だけでなく『不連続殺人事件』や『明治開化安吾捕物帖』などのミステリーも執筆。信長を近代合理主義者とする嚆矢となった『信長』、伝奇小説としても秀逸な「桜の森の満開の下」、「夜長姫と耳男」など時代・歴史小説の名作も少なくない。 「2022年 『小説集 徳川家康』 で使われていた紹介文から引用しています。」